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脈拍

一般小学生

まとめ

脈拍
心臓周期的な拍動によって送り出された血液の圧力が、波(脈波)として動脈の壁に伝わったもの

解説

心臓が収縮して血液を送り出す際、血管の壁には一時的に高い圧力がかかります。この圧力の変化が末梢の動脈へと伝わっていく現象が脈拍です。一般的に、健康な成人であれば安静時の脈拍数は1分間に60〜100回程度とされています。

脈拍は、心臓の拍動数(心拍数)と密接に関係していますが、厳密には異なる概念です。以下の表にその違いをまとめます。

項目 心拍数 脈拍数
測定対象 心臓が動く回数 血管に伝わる波の回数
測定部位 胸部(心音など) 手首や首の動脈
一致性 通常は一致する 不整脈などで欠損する場合がある
コラム

脈拍は自律神経によってコントロールされています。運動時や緊張時には交感神経が優位になり脈拍が速くなりますが、休息時や睡眠時には副交感神経が優位になり、脈拍は穏やかになります。また、不整脈などの疾患がある場合、心臓は動いていても血液が十分に送り出されず、手首で脈が触れない「脈拍欠損」という状態が起こることもあります。

小学生のみなさんへ

心臓(しんぞう)は、体の中に血液を送り出すポンプのような役割をしています。心臓が「ドクンドクン」と動くと、その動きが血管(けっかん)を通って手首や首すじに伝わります。これが「脈拍」です。

運動をした後や、びっくりしたときに胸がドキドキするのは、心臓がいつもより速く動いて、たくさんの血液を体に送ろうとしているからです。手首の親指側を反対の手の指で軽くおさえてみると、トントンと動いているのがわかりますよ。

ルラスタコラム

動物によって脈拍の速さは全然違います。ネズミのような小さな動物は1分間に数百回も脈を打ちますが、ゾウのような大きな動物は1分間に20〜30回くらいしか打ちません。体の大きさと心臓の動きには、おもしろい関係があるのですね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 脈拍とは、体のどの部分の変化が伝わったものか
心臓の拍動による血液の圧力の変化が、動脈の壁に伝わったもの
【応用】 激しい運動をしたときに脈拍が速くなるのはなぜか
筋肉が大量の酸素や養分を必要とするため、心臓が拍動を速めて血液を送り出す量を増やすから
【実践】 心臓が動いているのに脈拍が正しく伝わらない「脈拍欠損」は、どのような場合に起こるか
不整脈などにより、心臓の収縮が不十分で血液が末梢まで十分に送り出されない場合に起こる

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