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海洋プレート

海洋プレート

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

海洋プレート
海底の地殻マントル上部からなる厚さ数十kmの岩盤で、大陸プレートに比べて密度が高く、海溝でその下に沈み込む性質を持つ板状の層

解説

地球の表面は十数枚の巨大な岩盤(プレート)に覆われており、そのうち海底を構成するものを海洋プレートと呼びます。海洋プレートは「中央海嶺」と呼ばれる海底山脈で、地下から上昇してきたマグマが冷え固まることで絶えず新しく作られています。新しく生まれたプレートは、マントルの流れに乗って年間数cmから十数cmの速さで移動し、数億年かけて大陸の縁へと運ばれます。

海洋プレートの最大の特徴は、大陸プレートと比較して「薄くて重い(密度が高い)」ことです。そのため、大陸プレートと衝突すると、重い海洋プレートは軽い大陸プレートの下へと斜めに沈み込んでいきます。この沈み込む場所が「海溝」であり、地球内部へと戻っていくプレートの終着点となります。以下の表は、海洋プレートと大陸プレートの主な違いをまとめたものです。

項目 海洋プレート 大陸プレート
主な岩石 玄武岩質 花崗岩
厚さ 約5〜10km(薄い) 約30〜50km(厚い)
密度(重さ 高い(重い) 低い(軽い)
コラム

海洋プレートの沈み込みは、巨大な地震火山活動と密接に関係しています。特に、沈み込む際に大陸プレートの端を巻き込み、それが跳ね上がることで発生する「海溝型地震」は、海底面を垂直に大きく動かすため、巨大な津波を引き起こす原因となります。一方で、プレートの内部で起こる地震や、横にずれるタイプの地震では海底の上下動が小さいため、津波が発生しにくいという特徴があります。気象庁が発表する震源の深さやマグニチュードの情報は、こうしたプレートの動きに基づいた津波予測に役立てられています。

小学生のみなさんへ

地球の表面は、何枚かの巨大な岩の板で包まれています。その中で、海の底を作っている板のことを「海洋プレート」と呼びます。この板は、海の中にある山脈で新しく作られ、1年に数センチメートルという、つめがのびるのと同じくらいの速さでゆっくりと動いています。

海洋プレートは、陸地を作っている板(大陸プレート)よりも重いのがとくちょうです。そのため、陸の板とぶつかると、重い海洋プレートは陸の板の下へと深く沈み込んでいきます。この沈みこむ場所は、とても深いみぞになっていて「海溝かいこう」と呼ばれます。

この板が沈みこむとき、まわりの岩をいっしょに引きずりこむため、がまんできなくなった岩が急にはね返って大きな地震が起きることがあります。海の底で地面が大きく動くと、まわりの海水もいっしょに動かされて、大きな津波が発生する原因になります。

ルラスタコラム

海洋プレートは、生まれてから数億年かけて旅をして、最後は地球の深いところへ沈んでいきます。実は、日本列島の近くには世界でもめずらしいほどたくさんのプレートが集まっていて、世界中で起きる大きな地震の約2割が日本のまわりで起きているんですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 海洋プレートと大陸プレートを比較したとき、密度(重さ)にはどのような違いがありますか。
海洋プレートの方が大陸プレートよりも密度が高く、重いという特徴があります。
【応用】 海洋プレートが大陸プレートと衝突したとき、なぜ海洋プレートが下に沈み込むのですか。
海洋プレートは大陸プレートよりも密度が高く重いため、衝突した際に軽い大陸プレートの下へと潜り込む性質があるからです。
【実践】 海洋プレートの沈み込み帯で発生する地震において、津波が発生しやすいのはどのような仕組みによるものですか。
プレートの沈み込みによって引きずり込まれた大陸プレートの端が急激に跳ね上がり、海底面を垂直方向に大きく動かすことで、その上の海水が押し上げられるためです。

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