まとめ
解説
地球の表面は十数枚の巨大な岩盤(プレート)に覆われており、そのうち海底を構成するものを海洋プレートと呼びます。海洋プレートは「中央海嶺」と呼ばれる海底山脈で、地下から上昇してきたマグマが冷え固まることで絶えず新しく作られています。新しく生まれたプレートは、マントルの流れに乗って年間数cmから十数cmの速さで移動し、数億年かけて大陸の縁へと運ばれます。
海洋プレートの最大の特徴は、大陸プレートと比較して「薄くて重い(密度が高い)」ことです。そのため、大陸プレートと衝突すると、重い海洋プレートは軽い大陸プレートの下へと斜めに沈み込んでいきます。この沈み込む場所が「海溝」であり、地球内部へと戻っていくプレートの終着点となります。以下の表は、海洋プレートと大陸プレートの主な違いをまとめたものです。
| 項目 | 海洋プレート | 大陸プレート |
|---|---|---|
| 主な岩石 | 玄武岩質 | 花崗岩質 |
| 厚さ | 約5〜10km(薄い) | 約30〜50km(厚い) |
| 密度(重さ) | 高い(重い) | 低い(軽い) |
地球の表面は、何枚かの巨大な岩の板で包まれています。その中で、海の底を作っている板のことを「海洋プレート」と呼びます。この板は、海の中にある山脈で新しく作られ、1年に数センチメートルという、つめがのびるのと同じくらいの速さでゆっくりと動いています。
海洋プレートは、陸地を作っている板(大陸プレート)よりも重いのがとくちょうです。そのため、陸の板とぶつかると、重い海洋プレートは陸の板の下へと深く沈み込んでいきます。この沈みこむ場所は、とても深いみぞになっていて「海溝」と呼ばれます。
この板が沈みこむとき、まわりの岩をいっしょに引きずりこむため、がまんできなくなった岩が急にはね返って大きな地震が起きることがあります。海の底で地面が大きく動くと、まわりの海水もいっしょに動かされて、大きな津波が発生する原因になります。
海洋プレートは、生まれてから数億年かけて旅をして、最後は地球の深いところへ沈んでいきます。実は、日本列島の近くには世界でもめずらしいほどたくさんのプレートが集まっていて、世界中で起きる大きな地震の約2割が日本のまわりで起きているんですよ。
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