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海溝型地震

一般小学生

まとめ

海溝地震
海洋プレート大陸プレートの下に沈み込む境界において、引きずり込まれた大陸プレートの端が限界に達して跳ね返ることで発生する地震

解説

地球の表面を覆うプレートの境界では、密度の高い海洋プレートが大陸プレートの下へと沈み込んでいます。この沈み込み帯(海溝やトラフ)では、大陸プレートの先端が海洋プレートの動きに引きずられ、徐々に「ひずみ」を蓄積していきます。この蓄積されたエネルギーが限界に達したとき、大陸プレートが急激に跳ね上がることで地震が発生します。これが海溝型地震のメカニズムです。

海溝型地震は、震源域が非常に広大になる傾向があり、マグニチュード8クラスの巨大地震へと発展しやすいのが特徴です。また、震源が海底であるため、海底面の急激な変形によって巨大な津波を引き起こし、沿岸部に甚大な被害をもたらすことが多くあります。

項目 海溝型地震 内陸型(活断層型)地震
発生場所 プレート境界(海溝付近) プレート内部(活断層
地震の規模 巨大(M8〜9級) 中〜大規模(M7前後)
津波の発生 非常に高い確率で発生 基本的には発生しない
発生周期 数十年〜数百年程度 数千年〜数万年程度
コラム

気象庁が地震発生時に発表する情報では、震源の場所、マグニチュード、津波の有無が重要視されます。津波が発生するかどうかは、主に「震源の深さ」と「地震の規模」によって決まります。海溝型地震のように震源が浅い海底で発生し、かつ規模が大きい場合、海底面が上下に大きく動くため津波が発生します。代表的な例には、2011年の東北地方太平洋沖地震や、今後30年以内の発生確率が高いとされる南海トラフ巨大地震があります。

小学生のみなさんへ

地球の表面は、何枚かの巨大な岩の板(プレート)でおおわれています。海の下にあるプレートは、陸の下にあるプレートの下に、ゆっくりと沈みこんでいます。このとき、陸のプレートの端っこが一緒に引きずりこまれて、ぎりぎりまでがまんしたあとに「バチン!」と勢いよくはね返ります。これが「海溝型地震」です。

この地震じしんは、海の深い場所(海溝かいこう)の近くで起きるため、海の底が急に持ち上がります。すると、その上の海水もいっしょに持ち上げられて、大きな波となっておしよせてきます。これが「津波つなみ」です。海溝型地震はとても規模きぼが大きく、遠くまで強いゆれが伝わることが多いのが特徴です。

ルラスタコラム

地震の大きさを表す「マグニチュード」が1増えると、地震のエネルギーは約32倍になります。2増えると、なんと約1000倍にもなるんですよ。海溝型地震は、このマグニチュードがとても大きくなりやすい地震なのです。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 海溝型地震が発生する主なメカニズムを簡潔に説明しなさい。
海洋プレートの沈み込みによって引きずり込まれた大陸プレートの端が、蓄積されたひずみに耐えきれず急激に跳ね返ることで発生します。
【応用】 海溝型地震が、内陸型地震に比べて巨大な津波を引き起こしやすいのはなぜですか。
震源が海底のプレート境界(海溝付近)であり、地震発生時に海底面が上下に大きく変位することで、その上の海水が大量に押し上げられるためです。
【実践】 海溝型地震と内陸型地震の「発生周期」にはどのような違いがありますか。
海溝型地震はプレートの沈み込みに伴い数十年から数百年という比較的短い周期で繰り返されますが、内陸型地震は数千年から数万年という非常に長い周期で発生するのが一般的です。

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