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日本海溝

日本海溝

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

日本海
日本の東北地方から伊豆諸島付近の沖合に位置し、太平洋プレートが北米プレートの下に沈み込む境界に形成された、水深8,000mを超える深い溝状の地形

解説

日本海溝は、北は北海道の襟裳岬沖から南は伊豆・小笠原海溝へと続く、全長約800kmの海底地形です。ここでは海洋プレートである太平洋プレートが、大陸プレートである北米プレート(オホーツクプレート)の下に年間約8〜9cmの速度で沈み込んでいます。この沈み込み帯ではプレート同士の摩擦によって巨大な歪みが蓄積され、それが限界に達して跳ね上がることで、2011年の東北地方太平洋沖地震のような巨大な海溝型地震発生します。

また、プレートの沈み込みは地下深部での岩石融解を促し、マグマを発生させます。これが日本列島における火山活動の根本的な原因となっており、国内にある111の活火山の分布とも密接に関係しています。特に防災上の観点から、50の火山が24時間体制で監視・観測されています。

項目 海溝(Trench) トラフ(Trough)
水深の定義 6,000m以上 6,000m未満
形状 細長く、非常に深い溝状 細長く、舟底のような形
主な例 日本海溝、マリアナ海溝 南海トラフ、相模トラフ
コラム

日本海溝の最深部は約8,020mに達します。これはエベレストの標高(8,848m)に匹敵するほどの深さです。海溝付近では、沈み込むプレートによって海底の堆積物が削り取られたり、逆に大陸側に付け加わったりする「付加体」と呼ばれる地質構造が形成されることも特徴の一つです。

小学生のみなさんへ

日本海溝かいこうは、日本の東側の海にある、とても深い「海の底のみぞ」のことです。深さは8,000メートル以上もあり、世界でも有数の深さをほこります。

なぜこんなに深いみぞがあるのでしょうか。それは、海の底にあるきょ大な岩の板(プレート)が、陸の下にゆっくりとしずんでいる場所だからです。このプレートの動きによって、地面に大きな力がたまり、それが一気に動くと大きな地しん波が起こります。2011年の東日本大震災しんさいも、この日本海溝かいこうの近くで起きました。

また、このプレートの動きは、日本にあるたくさんの火山の原いんにもなっています。日本には111の活火山があり、そのうち50の火山は、いつでもふん火にそなえて監視かんしされています。

ルラスタコラム

世界で一番深い場所は、フィリピンの近くにある「マリアナ海溝」で、深さは約11,000メートルもあります。エベレストをそのまま沈めても、まだ上に2,000メートル以上の水がある計算になります。すごい深さですね!

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 日本海溝において、大陸側のプレートの下に沈み込んでいる海洋プレートの名前は何ですか。
太平洋プレート
【応用】 海底にある細長い溝状の地形のうち、一般的に水深が6,000mを超えるものを「海溝」と呼びますが、6,000mより浅いものは何と呼ばれますか。
トラフ(舟状海盆)
【実践】 日本海溝付近で発生する地震は、どのようなメカニズムで起こりますか。「プレート」と「歪み(ひずみ)」という言葉を使って説明しなさい。
海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む際、境界部分に引きずり込まれた大陸プレートの端に歪みが蓄積され、それが限界に達して急激に跳ね返ることで地震が発生する。

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