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二酸化ケイ素

二酸化ケイ素

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

酸化ケイ素
マグマの主成分となる化学物質(SiO2)であり、その含有量によって火成岩の性質や火山噴火様式を決定する指標となる成分

解説

二酸化ケイ素は、地殻を構成する造岩鉱物の基礎となる物質です。火山学においては、マグマに含まれる二酸化ケイ素の割合が、噴火の激しさや岩石の色に直接影響を与えます。含有量が多いほどマグマの粘り気粘性)が強くなり、ガスが抜けにくくなるため、爆発的な噴火を引き起こしやすくなります。

二酸化ケイ素の量 マグマの粘り気 岩石の色 火山の形
多い(約66%以上) 強い(高い) 白っぽい 盛り上がった形(鐘状)
中間(約52〜66%) 中程度 灰色 円錐形(成層)
少ない(約52%以下) 弱い(低い) 黒っぽい 平らな形(盾状)

このように、二酸化ケイ素の量は火成岩の分類において最も重要な基準の一つです。二酸化ケイ素が多いマグマが冷え固まると流紋岩や花こう岩になり、少ない場合は玄武岩やはんれい岩になります。岩石の組織(火山岩深成岩)と、この成分量による色の違いを組み合わせることで、火成岩を正確に分類することができます。

コラム

二酸化ケイ素は天然では石英(水晶)などの鉱物として存在します。私たちの身の回りにあるガラスの主原料もこの二酸化ケイ素です。地学の試験では、二酸化ケイ素の量と「マグマの粘性」「火山の形」「岩石の色」をセットで覚え、表の空欄を埋めさせる問題が頻出します。

小学生のみなさんへ

マグマの中には「二酸化にさんかケイ素」という成分が入っています。これは、マグマが「ねばねば」しているか「さらさら」しているかを決める、とても大切な材料です。

この成分がたくさん入っているマグマは、おもちのようにねばり気が強く、色は白っぽくなります。逆に、この成分が少ないマグマは、スープのようにさらさら流れて、色は黒っぽくなります。火山の形が山のように盛り上がっているか、平べったい形をしているかは、この成分の量で決まるのです。

ルラスタコラム

砂浜にあるキラキラした白い砂の正体は、この二酸化ケイ素が固まってできた「石英」という石であることが多いですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 マグマに含まれる二酸化ケイ素の量が多いとき、マグマの粘り気はどうなりますか。
粘り気は強くなります。
【応用】 二酸化ケイ素の含有量が少ないマグマからできる火成岩の色と、その代表的な岩石名を答えなさい。
色は黒っぽくなり、代表的な岩石には玄武岩やはんれい岩があります。
【実践】 二酸化ケイ素の量が多い火山が爆発的な噴火になりやすいのはなぜですか。記述しなさい。
マグマの粘り気が強いため、マグマの中に含まれる火山ガスが外に逃げにくくなり、内部の圧力が高まって一気に噴出するためです。

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