粘り気

一般小学生

まとめ

粘り気
マグマの流動性の低さを表す性質で、マグマに含まれる二酸化ケイ素(SiO2)の含有量に依存し、火山の形態や噴火様式を決定する主要因となる指標

解説

マグマの粘り気は、火山の形態や噴火の激しさを決定する最も重要な要因の一つです。この粘り気は、マグマに含まれる二酸化ケイ素(SiO2)の量に大きく依存します。二酸化ケイ素が多いほどマグマの分子構造が複雑になり、ドロドロとして流れにくくなります。逆に、二酸化ケイ素が少ないマグマはサラサラとしており、地表を広く流れる性質を持ちます。

比較項目 粘り気が弱い 粘り気が強い
二酸化ケイ素 少ない(約50%) 多い(約70%)
火山の形状 傾斜が緩やかな盾状 盛り上がったドーム状
噴火の様式 穏やかで溶岩流が主 爆発的で火山灰が多い
岩石の種類 玄武岩 流紋岩・デイサイト

粘り気が強いマグマは、内部に溶け込んでいる火山ガスが外に逃げにくいため、地下で高い圧力が蓄積されます。この圧力が一気に解放されることで、激しい爆発的噴火が引き起こされます。一方、粘り気が弱いマグマはガスが容易に抜けるため、噴火は比較的穏やかに進行します。

コラム

粘り気は温度によっても変化します。一般に、マグマの温度が高いほど粘り気は弱くなり、温度が下がるにつれて粘り気は強くなります。また、粘り気の強弱は火山の見た目だけでなく、噴火によって作られる火山灰の色や形にも影響を与えます。粘り気が強い火山の火山灰は、白っぽくガラス質を多く含むのが特徴です。

小学生のみなさんへ

粘り気とは、溶岩(ようがん)がどれくらいドロドロしているかという性質のことです。おもちのようにネバネバが強いと、溶岩は遠くまで流れずにその場でもり上がり、ドームのような形の山になります。逆に、水のようにサラサラして粘り気が弱いと、遠くまで広がって平らな形の山になります。山の形を見れば、その火山の溶岩がどのくらいの粘り気だったのかが分かります。

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