一般小学生
まとめ
- マメ科ラッカセイ属の一年草で、受粉後に「子房柄(しぼうへい)」が地中に潜って結実する独特な生態を持つ。
- 「花が落ちて実が生まれる」という和名の由来通り、地上で開花し、地下で実を成熟させるのが最大の特徴である。
- 南米原産で、日本には江戸時代に伝来した。食用(ピーナッツ)や油の原料として世界中で広く栽培されている。
解説
落花生は、夏に鮮やかな黄色い蝶形花を咲かせます。一般的な植物は受粉後に地上で種子を成熟させますが、落花生は受粉後、花柱の基部にある「子房柄」という部分が急速に下方へと伸び始めます。
この子房柄は重力に従って土壌に向かって直進し、地中に数センチメートル潜り込むと、その先端が肥大して網目模様のある殻に包まれた実を形成します。このように、地上から地下へと成長の場を劇的に移す仕組みは、乾燥や外敵から種子を守り、安定した環境で成熟させるための生存戦略と考えられています。
小学生のみなさんへ
落花生は、とてもめずらしい育ち方をする植物です。ふつう、植物は茎の先に実をつけますが、落花生は地面の下で実を育てます。
夏に黄色い花がさいたあと、花の根もとから「子房柄」という細い茎のようなものがのびてきます。これが地面の中にどんどんもぐっていき、土の中でまゆのような形のからを作り、その中に豆ができるのです。
「花が落ちるようにして地面にもぐり、実が生まれる」という不思議な様子から、この名前がつきました。
ルラスタコラム
ピーナッツは「豆」の仲間!名前に「ナッツ」とついていますが、実はアーモンドなどの木の実ではなく、ダイズなどと同じマメ科の植物です。土の中で育つので、掘り起こして収穫するんですよ。
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