まとめ
【定義】
地球の自転により、観測地点が夜の側(影の部分)から、太陽の光が当たる昼の側へと移動する境界の時間帯を指す。
学習の要点
- 重要語句:自転、天体の見かけの動き、日周運動、昼夜の境界
- 用語の意義:地球が北極上空から見て反時計回りに自転していることで、地上の観測者には太陽が東から昇り、西へ沈むように見える現象の始点として理解する。
解説
地球は北極と南極を結ぶ地軸を中心に自転している。北極側から地球を俯瞰すると、自転の向きは反時計回りである。この回転運動により、観測地点は太陽の光が当たらない「夜」の領域から、太陽光が差し始める「昼」の領域へと入り込む。この瞬間が「明け方」である。
方位の決定においては、北極の方向が「北」となる。明け方の地点に立つ観測者にとって、地球の自転が進む方向、すなわち太陽が位置する方向が「東」に該当する。そのため、太陽は常に東の方角から昇るように観測される。
観測者の緯度によって太陽光の入射角(太陽の高さ)は変化する。赤道に近いほど太陽は高い位置を通るが、いずれの緯度においても、明け方の時点では太陽は地平線付近に位置し、時間の経過とともに高度を上げていく。地球を「明け方・正午・夕方・真夜中」の4地点で区切った際、明け方は夜から昼への転換点として定義される。
補足
厳密な天文学の定義では、太陽の微細な中心が地平線と一致する瞬間を「日の出」と呼ぶが、学習上ではその前後を含めた、夜から昼へ移り変わる時間帯を広く「明け方」と捉える。
参照: 学習指導要領準拠資料
小学生のみなさんへ
明け方とは、暗い夜から明るい昼に変わる時間のことで、太陽が東の空からのぼり始めるころをいいます。
地球はコマのように自分自身で回っています(これを自転といいます)。北極のほうから地球を見ると、時計の針と反対の方向に回っています。
地球が回ることで、今まで太陽の光が当たっていなかった場所が、太陽の光が当たる場所へと動いていきます。これが明け方の正体です。
このとき、太陽は必ず「東」の方角に見えます。明け方、正午(昼)、夕方、真夜中という4つのタイミングの中で、明け方は「これから昼が始まる場所」であることをおぼえておきましょう。
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