シルト

一般小学生

まとめ

シルト
砂と粘土の中間の大きさを持つ、粒径が0.0039mmから0.0625mmの堆積物粒子
  • 砂よりも小さく、粘土よりも大きい微細な粒子のこと。
  • 地質学において、粒の直径が1/16mmから1/256mmの間にあるものと定義される。
  • 水に流されやすく、流れが緩やかな場所で沈殿して地層を形成する。

解説

シルトは、岩石が物理的または化学的に壊されてできた非常に細かい粒です。地質学の基準では、粒の直径が0.0625mmから0.0039mmのものを指します。これより大きいものは「砂」、小さいものは「粘土」と区別されます。シルトは水を含みやすく、乾燥すると粉末状になる性質があります。

堆積物の分類を以下の表にまとめます。

種類 粒径(直径) 主な特徴
0.0625mm超 水はけが良く、粒子が目視できる
シルト 0.0625〜0.0039mm 水に浮きやすく、沈殿に時間がかかる
粘土 0.0039mm未満 水を通しにくく、強い粘り気がある
コラム

シルトが長い年月をかけて押し固められると「シルト岩」という堆積岩になります。また、シルトは肥沃な土地を作る要素としても知られています。例えば、古代エジプトのナイル川の氾濫によって運ばれたシルトは、周囲の土地に栄養分を与え、農業の発展を支えました。土壌学では、砂・シルト・粘土の混ざり具合によって「砂土」「壌土」「粘土」などの土性が決まります。

小学生のみなさんへ

シルトとは、すなよりももっと細かくて、粘土ねんどよりは少し大きい「つぶ」のことです。川の流れで運ばれて、流れがゆるやかになった場所にたまります。

田んぼの土や、川の底にある泥の中にたくさんふくまれています。すなのようにザラザラしていませんが、粘土ねんどのようにベタベタもしない、ちょうど中間の性質せいしつを持っています。

この細かいつぶが長い時間をかけて積み重なり、ぎゅっと押し固められると、岩になることもあります。大昔の生き物化石かせきが見つかる場所でも、このシルトが関係かんけいしていることが多いですよ。

ルラスタコラム

シルトは、さわると少し粉っぽい感じがします。水にぬれるとヌルヌルするのが特徴とくちょうです。昔の文明は、川が運んできたこのシルトのおかげで、おいしい作物がたくさん作れたといわれています。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 シルトの粒の大きさは、砂や粘土と比べてどのような位置づけですか。
砂よりも小さく、粘土よりも大きい粒(一般的に直径が0.0039mmから0.0625mm程度)のことです。
【応用】 砂、シルト、粘土のうち、シルトと粘土ではどちらが水を通しやすいですか。その理由も答えなさい。
シルトです。粘土は粒が最も小さく、粒同士の隙間が非常に狭いため、シルトよりも水を通しにくい性質を持っています。
【実践】 シルトが堆積してできた岩石を何といいますか。また、その岩石の特徴を「砂岩」と比較して述べなさい。
シルト岩。砂が固まった砂岩よりも粒が細かいため、手触りが滑らかで、より緻密な構造を持っているという特徴があります。

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