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生存曲線

生存曲線

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

生存曲線
同じ時期に生まれた個体群が、時間の経過とともにどのように減少していくかをグラフに表したもの
  • 縦軸に生存個体数の対数、横軸に相対年齢をとるのが一般的である
  • 親による保護の有無や産卵数などの繁殖戦略を反映している
  • 晩死型(凸型)、平均型(直線型)、早死型(凹型)の3つの基本パターンがある

解説

生存曲線は、生物の種ごとに異なる生存戦略を理解するための重要な指標です。縦軸に生存個体数の対数をとることで、死亡率の変化を視覚的に捉えやすくしています。主な3つの型は、親の保護の程度や産卵数と密接に関係しています。

特徴 主な生物
晩死型(凸型) 若齢時の死亡率が低く、寿命付近で急減する ヒト、大型哺乳類
平均型(直線型) 年齢に関わらず一定の割合で減少する 鳥類、ヒドラ
早死型(凹型) 若齢時の死亡率が非常に高く、生き残ると長く生きる 魚類、カキ、無脊椎動物

晩死型は、産子数は少ないものの親が手厚く保護するため、子供が生き残る確率が高くなります。対照的に、早死型は一度に大量の卵を産みますが、親の保護がないため、初期段階でほとんどが死んでしまいます。これは、厳しい環境下で種を維持するための異なる適応戦略といえます。

コラム

個体群の大きさを推定する方法として「標識再捕法」があります。これは「標識個体数/全個体数=再捕獲個体中の標識個体数/再捕獲個体数」という比率を用いて計算します。

また、モンシロチョウの例では、1匹のメスが産むべき卵の数は「5600÷16=350個」と算出されます。これは、16匹のメスが産んだ5600個の卵のうち、次世代で再び16匹(メス8匹・オス8匹)が生き残ることで個体群が維持されるという計算に基づいています。

小学生のみなさんへ

同じ時期に生まれた生き物たちが、年をとるにつれてどれくらい生き残っているかをグラフにしたものです。たとえば、人間は赤ちゃんのときに死ぬことは少なく、長生きする人が多いですが、魚などは生まれてすぐにたくさん食べられてしまい、大人になれるのはほんの少しだけです。このように、生き物によって「命の減り方」がちがうことを教えてくれる大切なグラフです。

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