一般小学生
まとめ
- 赤道に近い地域に分布し、年間を通じて高温多湿な気候条件下で多様な植物が密生する森林のこと。
- 光、水、二酸化炭素、温度といった環境要因が相互に関係し、植物の光合成が極めて活発に行われる生態系である。
- 「地球の肺」とも呼ばれ、莫大な量の二酸化炭素を吸収・固定する役割を担うが、近年の森林減少が地球環境に大きな影響を与えている。
解説
熱帯雨林は、赤道付近の強い日差しと豊富な雨量により、植物の成長に最適な環境が整っています。ここでは、光合成の速度を決定する「限定要因」の仕組みを顕著に観察することができます。光合成の効率は、光の強さ、二酸化炭素濃度、温度の3つのバランスによって決まります。
例えば、アマゾンのような強い光が降り注ぐ場所でも、大気中の二酸化炭素濃度が低いと、光をいくら強くしても光合成の量は頭打ちになります。このように、最も不足している要因が全体の反応速度を制限する現象を理解する上で、熱帯雨林は重要な研究対象となっています。
小学生のみなさんへ
赤道の近くにある、一年中あたたかくて雨がたくさんふる森のことを熱帯雨林といいます。ジャングルのような場所をイメージするとわかりやすいでしょう。
そこでは、たくさんの木や草が育っています。植物は、太陽の光や空気中の二酸化炭素を使って、自分の栄養を作る「光合成」をします。熱帯雨林は光も水もたっぷりあるので、世界中で一番たくさん植物が育つ場所の一つです。
しかし、最近では森の木が切られて減っていることが問題になっています。森がなくなると、地球の温度が上がる原因にもなるため、世界中で守ろうとしています。
ルラスタコラム
アマゾンの熱帯雨林はとても広くて、地球の酸素の約20%を作っているといわれることもあるよ。だから「地球の肺」と呼ばれているんだね。
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