一般小学生
まとめ
- ライオンのオスの成体に特徴的に見られる、頭部から首周りにかけて生える長い毛のこと。
- 二次性徴の一種であり、個体の成熟度や健康状態、繁殖能力の高さを示す指標となる。
- オス同士の闘争における急所の保護や、メスに対するアピール(性選択)において重要な役割を果たす。
解説
ライオンのたてがみは、主に「防御」と「誇示」の2つの機能を担っています。物理的な側面では、オス同士が縄張りや群れのリーダーの座を争う際、急所である喉元を保護するクッションの役割を果たします。
生物学的な側面では、たてがみの色や密度はテストステロン(男性ホルモン)の量や栄養状態に左右されます。色が濃く、量が多いほど、そのオスが健康的で優れた遺伝子を持っている証拠となり、メスが交配相手を選ぶ際の重要な判断材料(性選択)となります。このように、外見でオスとメスの区別がはっきりとつく特徴を性的二型と呼びます。
小学生のみなさんへ
ライオンのオスだけにある、首のまわりの長い毛を「たてがみ」といいます。メスにはたてがみがないので、遠くから見てもすぐにオスかメスかを見分けることができます。
たてがみには、大切な役割が2つあります。1つは、オスどうしでケンカをするときに、のどなどの急な場所を守るクッションになることです。もう1つは、メスに「自分は強くて元気だよ!」とアピールすることです。たてがみが黒っぽくてフサフサしているライオンほど、強くて人気があるといわれています。
動物の中には、ライオンのように見た目ですぐにオスとメスの区別がつくものがたくさんいます。例えば、クワガタムシの大きなアゴや、クジャクのきれいな羽も、オスだけが持っている特徴です。このように、体つきの違いでオスとメスを見分けることができます。
ルラスタコラム
ライオンのたてがみは、暑い場所では短くなることがあります。たてがみが長いと熱がこもって暑くなりすぎてしまうため、住んでいる場所の気温に合わせて、ちょうどいい長さになっているのです。
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