一般小学生
まとめ
- 肉眼では観察が困難な微小な生物の総称であり、細菌、真菌、原生生物、ウイルスなどが含まれる。
- 生態系における「分解者」として、有機物を無機物へと還元し、自然界の物質循環において不可欠な役割を果たす。
- 草食動物の消化管内に共生して食物繊維の分解を助けるなど、他の生物の生命活動を密接に支えている。
解説
微生物は特定の分類群を指す用語ではなく、顕微鏡を用いなければ個体を識別できない小さな生物をまとめた呼称です。主な種類には、核を持たない原核生物である細菌(バクテリア)、核を持つ真核生物である真菌(カビや酵母)や原生生物、そして細胞構造を持たないウイルスが含まれます。
自然界において微生物は、動植物の死骸や排出物などの有機物を分解して二酸化炭素や水などの無機物に戻す「分解者」の役割を担っています。例えば、森林で毎年大量に降り積もる落ち葉が地面を埋め尽くさないのは、土壌中の微生物が長い時間をかけてこれらを分解し、再び植物が利用できる栄養分として土に還しているからです。
小学生のみなさんへ
微生物とは、目で見ることができないくらい小さな生き物の仲間のことです。細菌やカビ、キノコの仲間などが含まれます。
森の中では、落ち葉が地面にたまりますが、山のように積み重なって消えなくなることはありません。それは、土の中にいる微生物たちが、落ち葉を食べてボロボロに分解し、土に返してくれているからです。
また、ウシなどの草を食べる動物の体の中でも、微生物は大かつやくしています。ウシは草の繊維を自分だけで消化するのは苦手ですが、胃の中に住んでいる微生物が助けてくれるおかげで、栄養にすることができるのです。
ルラスタコラム
ウシには胃が4つもあります!その中でたくさんの微生物が草をドロドロに溶かして、ウシが栄養を吸収しやすいように手伝ってくれているんだよ。
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