食べる・食べられるの関係

一般小学生

まとめ

  • ある生物が他の生物を餌とし、また別の生物に食べられるという、生態系内における生物種間の直接的なエネルギーと物質の移動を伴うつながりのこと。
  • 植物などの生産者を起点とし、草食動物(一次消費者)、肉食動物(二次消費者以降)へと続く一連の流れを「食物連鎖」と呼ぶ。
  • 現実の生態系ではこれらの関係が複雑に網目状に絡み合っており、これを「食物網」と表現する。
食物連鎖食物網生態系生産者・消費者

解説

生態系における生物は、生存に必要なエネルギーを他の生物を摂取することで得ています。この「食べる・食べられる」という関係の出発点は、太陽光エネルギーを利用して無機物から有機物を作り出す植物などの「生産者」です。草原などの環境では、植物を食べる草食動物が「一次消費者」、その草食動物を食べる肉食動物が「二次消費者」となり、エネルギーが受け渡されていきます。

自然界では、特定の生物が一種の獲物だけを食べることは稀であり、多くの生物が複数の種と関わりを持っています。そのため、一本の鎖のような「食物連鎖」がいくつも重なり合い、複雑な網目構造である「食物網」を形成しています。この網目が複雑であればあるほど、ある一種の個体数が変動しても他の種が代わりを果たすことができるため、生態系全体のバランスが保たれやすくなります。

コラム

生物の死骸や排出物を分解し、有機物を無機物へと戻す菌類や細菌類は「分解者」と呼ばれます。分解者によって還元された無機物は再び植物(生産者)に利用されるため、物質は生態系内を循環します。しかし、エネルギーは循環せず、最終的には熱エネルギーとして生態系の外へ放出されるという違いに注意が必要です。

また、入試問題などでは、こうした生物どうしのつながりと併せて、中和反応などの化学変化における物質量の変化をグラフから読み取るような、因果関係の把握能力を問う問題も頻出します。

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