主要動

一般小学生

まとめ

【定義】 地震において、初期微動(P波による揺れ)の後に到達する大きな揺れのこと。S波(横波)の到達によって引き起こされる。

主要動S波地震波

まとめ

主要動はS波によって生じる振幅の大きな揺れであり、地震による被害の主な原因となる。初期微動継続時間の後に発生する。

解説

地震が発生すると、震源からP波(縦波)とS波(横波)という性質の異なる2種類の波が同時に発生する。P波は伝播速度が速いため、観測地点にはまずP波が到達し、初期微動と呼ばれる小さな揺れが生じる。これに対してS波はP波よりも速度が遅いため、初期微動の後に遅れて到達し、振幅の大きな揺れである主要動を引き起こす。

主要動は建築物の損壊など直接的な被害をもたらすエネルギーを持っており、防災上非常に重要である。また、初期微動が始まってから主要動が始まるまでの時間は「初期微動継続時間」と呼ばれ、震源からの距離が遠いほどこの時間は長くなる。この関係を利用して震源までの距離を算出することが可能である。主要動が去った後もしばらくは表面波などによる揺れが続くことがある。

小学生のみなさんへ

地震がおきたとき、さいしょに「カタカタ」という小さなゆれが来て、そのあとに「グラグラッ」とはげしく大きなゆれが来ることがあります。この「あとに来る大きなゆれ」のことを主要動(しゅようどう)といいます。地震の波には、足のはやい「P波(ピーは)」とのんびり屋さんの「S波(エスは)」があります。主要動は、あとから来るS波がつれてくる大きなゆれです。このゆれは力がとても強いので、たてものをこわしたりすることがあります。ゆれが始まったら、まずは自分の身を守るようにしましょう。

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