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結実

一般小学生

まとめ

結実
受粉受精のプロセスを経て、花が枯れたあとに実や種子ができること

解説

植物における結実とは、受粉と受精という一連の生殖プロセスが成功し、次世代を残すための種子や果実が形成される現象を指します。被子植物では、花粉がめしべ柱頭に付着する「受粉」が行われると、花粉管が伸びて精細胞が胚珠内の卵細胞と合体する「受精」が完了します。この受精を合図に、植物ホルモンの働きによって花の一部が急速に成長を開始します。

受精後の変化は劇的であり、花の各部位が役割を変えていきます。具体的には、胚珠を包んでいた子房が肥大して「果実」となり、内部の胚珠が「種子」へと発達します。以下の表は、受精前後における各部位の変化をまとめたものです。

受精前の部位 受精後の名称 主な役割
子房 果実 種子を保護し、散布を助ける
胚珠 種子 次世代の植物体(胚)を保護する
コラム

農業や園芸の分野では、開花しても実がならない「不結実」が問題となることがあります。これは天候不順による受粉媒介者(ミツバチなど)の不足や、自身の花粉では受精できない「自己不和合性」などが原因です。また、本来の生物学的な意味から派生して、長年の努力が具体的な成果として現れることを「努力が結実する」と表現するなど、日常会話や文学的表現でも広く用いられます。

小学生のみなさんへ

花がさいたあとに、実やたねができることを「結実(けつじつ)」というよ。虫や風が花粉を運んで、めしべの先につく「受粉(じゅふん)」が起きると、花がかれたあとに実が大きく育ち始めるんだ。朝顔やヒマワリなど、多くの植物で見られる大切な成長のステップだよ。

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