一般小学生
まとめ
解説
窒素(元素記号N)は、空気中に最も多く含まれる気体です。窒素分子(N2)は、2つの窒素原子が非常に強力な「三重結合」によって結びついているため、他の物質と反応しにくいという極めて安定した性質を持っています。このため、通常の状態では燃えたり、他の物質を酸化させたりすることはありません。
自然界においては、タンパク質や核酸(DNAなど)を構成する生命維持に不可欠な元素です。しかし、多くの生物は空気中の窒素を直接取り込むことができないため、土壌中の根粒菌などが窒素を植物が利用可能な形に変える「窒素固定」のプロセスを経て、食物連鎖の中に取り込まれていきます。
| 項目 | 窒素 (N2) | 酸素 (O2) |
|---|---|---|
| 大気中の割合 | 約78%(約5分の4) | 約21%(約5分の1) |
| 化学的性質 | 非常に安定(反応しにくい) | 反応性が高い(酸化させる) |
| 主な用途 | 食品の酸化防止・冷却剤 | 呼吸・燃焼の助長 |
小学生のみなさんへ
窒素(ちっそ)は、わたしたちのまわりにある「空気」の中に一番たくさん入っている気体だよ。空気の約8割(約5分の4)がこの窒素なんだ。においも色もなく、ほかのものと反応しにくいのが特徴だよ。たとえば、ポテトチップスの袋の中には、中身がつぶれないように、そして中身がくさらないように窒素がつまっているんだ。また、とっても冷たい「液体窒素(えきたいちっそ)」は、バラの花などを一瞬で凍らせる実験や、食べものを冷やすのにも使われているよ。
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