学習目安 | 小: S | 中: S | 高: B

線香

線香

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 酸素などの助燃性を持つ気体の存在を確認するために用いられる、微細な可燃物。
  • 酸素の中に入れると、炎を出して激しく燃え上がる性質を利用し、気体の特定に用いられる。
  • 実験では、火種が残った状態の線香を気体の中に入れ、その反応を観察する。

解説

理科の実験において、発生させた気体が何であるかを調べる際、線香は非常に重要な役割を果たします。特に酸素は、それ自体が燃えるわけではありませんが、他の物質が燃えるのを助ける「助燃性」という性質を持っています。

酸素を満たした集気びんの中に、火のついた(炎は消えて赤くなっている状態の)線香を入れると、通常の空気中よりも激しく、炎を上げて燃え上がります。これは、空気中の酸素濃度が約21%であるのに対し、集気びんの中は高濃度の酸素で満たされているため、酸化反応が急激に進むからです。

また、酸素は水に溶けにくい性質を持つため、純度の高い気体を集めるのに適した「水上置換法」で集められます。この方法で集めた気体に線香を近づけることで、その気体が酸素であることを証明できます。

コラム

実験で使われる線香は、一般的に木粉や香料を練り固めたものです。酸素中での燃焼実験では、線香以外にも、スチールウール(鉄)や硫黄木炭などが使われることもあります。いずれの場合も、酸素の助燃性によって、空気中とは比較にならないほど激しい光や熱を発して燃焼します。

小学生のみなさんへ

理科の実験で使う「線香せんこう」は、目に見えない気体が何なのかを調べるために使われます。特に、酸素さんそという気体があるかどうかをたしかめるのにとても便利です。

酸素さんそには、ほかの物が燃えるのを助ける「助燃性じょねんせい」という力があります。ふつうの空気の中では、火がついた線香はゆっくり燃えますが、酸素さんそがいっぱい入ったびんの中に入れると、パッと大きな炎を上げてはげしく燃え上がります。

この反応を見ることで、「このびんの中には酸素さんそが入っているんだな」ということがわかります。実験をするときは、火を消したあとの赤い「火種」が残っている状態で入れるのがコツですよ。

ルラスタコラム

どうして酸素の中だとはげしく燃えるのでしょうか?それは、空気の中には酸素が少し(約21%)しか入っていないけれど、実験で集めた酸素のびんの中は、酸素がぎゅっとつまっているからです。応援してくれる人が多いと、火も元気に燃え上がるのですね!

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

最近見た用語
履歴をチェックしています…