一般小学生
まとめ
- 都市ガスの約90%を占める主成分であり、炭素原子1つと水素原子4つから構成される最も単純なアルカン(化学式:CH4)です。
- 無色・無臭で非常に燃えやすく、完全燃焼すると二酸化炭素と水が発生する性質を持っています。
- 天然ガスやメタンハイドレートとして自然界に広く存在し、重要なエネルギー資源である一方、強力な温室効果ガスとしても知られています。
解説
メタンは正四面体構造を持つ分子で、自然界では沼地の有機物が微生物によって分解される過程や、家畜の消化過程で発生します。家庭用の都市ガスとして利用される際は、ガス漏れを検知しやすくするために、本来無臭であるメタンに硫黄化合物などの着臭剤が添加されています。
燃焼反応においては、酸素と結びつくことで熱エネルギーを放出します。アルコールや都市ガスのように水素と炭素を含む物質は、酸素が十分に供給されると完全燃焼し、二酸化炭素と水を生成します。一方、木炭は炭素が主成分の固体のまま燃えるため、炎を出さずに赤く光るのが特徴です。また、木炭を作る「乾留」の工程では、加熱時に出る液体が試験管の熱い部分に流れて割れないように、口を少し下げるなどの注意が必要です。
小学生のみなさんへ
メタンガスは、みんなの家で料理をするときなどに使う「都市ガス」のほとんどを占めている気体です。炭素と水素という小さな粒からできていて、火をつけるととてもよく燃えるのが特徴です。
メタンガスそのものには色もにおいもありません。でも、ガスがもれたときにすぐ気づけるように、わざとくさいにおいをつけてあります。燃えると二酸化炭素と水に変わりますが、空気が足りないとうまく燃えずに毒のあるガスが出ることがあるので、ガスを使うときは窓を開けて空気を入れかえることが大切です。
ルラスタコラム
メタンガスは、実は牛の「おなら」や「げっぷ」にもたくさんふくまれています。世界中の牛が出すメタンガスが地球をあたためる原因の一つになっているため、牛の食べものを工夫してガスをへらす研究も進められているんですよ。
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