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温室効果ガス

温室効果ガス

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

太陽から届いた光によって温められた地表は、その熱を赤外線として宇宙へ逃がそうとします。温室効果ガスは、この熱をキャッチして再び地表に戻す「保温」のような役割を担っています。しかし、石炭石油などの化石燃料を燃やすことで発生する二酸化炭素の濃度が上昇し、この保温効果が強まりすぎたことが現在の地球温暖化を招いています。

二酸化炭素以外にも、家畜の飼育や水田、廃棄物の埋め立て地から発生するメタン、エアコン冷媒などに使われるフロン類、工業プロセスで生じる一酸化炭素なども環境に影響を与える気体として知られています。特にメタンは二酸化炭素よりも強力な温室効果を持つことが判明しており、農業や廃棄物処理の分野でも排出削減が急務となっています。

コラム

国際社会では、1997年の京都議定書や2015年のパリ協定に基づき、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現を目指しています。温暖化は単なる気温上昇にとどまらず、北極の氷の融解による海面上昇や、海水温上昇に伴うサンゴの白化現象、さらには異常気象による生態系の破壊など、多角的な環境問題を引き起こします。

森林による二酸化炭素の吸収能力を維持するため、焼き畑農業の抑制や植林活動など、持続可能な社会SDGs)の構築に向けた取り組みが世界各地の自治体レベルでも進められています。

小学生のみなさんへ

温室効果ガスは、地球のまわりを包んで、地面からにげる熱をキャッチする気体のことです。ビニールハウスのように地球を温める力があるため、こう呼ばれています。もしこのガスがまったくないと、地球はマイナス18度くらいのとても寒い星になってしまいます。だから、本来は地球をちょうどよい温度に保つ大切な役割を持っています。

しかし、人間が石油や石炭などの化石燃料かせきねんりょうをたくさん燃やしたり、森を切りたおしたりしたことで、空気中の二酸化炭素にさんかたんそなどのガスが増えすぎてしまいました。そのせいで地球の温度が上がりすぎてしまう「地球温暖化ちきゅうおんだんか」が起きています。

地球の温度が上がると、北極の氷がとけて海の水が増えたり、今までになかったような大雨がふったりと、世界中で困ったことが起きてしまいます。わたしたちの生活を守るために、このガスを出しすぎない工夫が求められています。

ルラスタコラム

実は、牛の「おなら」や「げっぷ」には、メタンという強力な温室効果ガスが含まれています。世界中で飼われているたくさんの牛から出るメタンは、地球温暖化の原因の一つとして問題になっており、最近では牛の食べ物を工夫してメタンを減らす研究も進んでいるんですよ。

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