一般小学生
まとめ
解説
層雲(そううん)は、気象学における十種雲形(じっしゅうんけい)の分類で、最も低い高度に現れる「下層雲」に属します。学術名はStratus(ストラタス)、略記号はStです。一般には「霧雲(きりぐも)」とも呼ばれ、空全体を均一な灰色や白色の層で覆い尽くすのが特徴です。
この雲は、垂直方向への発達がほとんど見られない安定した大気状態で形成されます。温暖前線に伴う湿った空気が冷たい空気の上に乗り上げた際や、夜間の放射冷却によって地表付近の空気が冷やされた際に発生しやすくなります。雲の厚みは比較的薄く、太陽の位置が透けて見えることもあります。
| 比較項目 | 層雲(そううん) | 乱層雲(らんそううん) |
|---|---|---|
| 分類 | 下層雲 | 中層雲(下層に及ぶ) | 雨の性質 | 霧雨(きりさめ) | 長く続く雨・雪 | 雲の厚み | 薄い | 非常に厚い |
小学生のみなさんへ
層雲は、空にある雲の中で一番低いところにできる雲です。見た目はまるで「きり」が空に浮かんでいるようで、空全体をうすい灰色や白で包みこみます。そのため、別名で「きりぐも」とも呼ばれています。
この雲は、地面に近い空気が冷やされたときにできやすく、山の上の方ではまわりが真っ白になって、すぐ近くも見えなくなることがあります。激しい雨やカミナリを降らせることはありませんが、細かい「霧雨」を降らせることがあります。
ルラスタコラム
雲ときりのちがいは、実は「地面についているかどうか」だけなんです。地面にふれていれば「きり」、地面から浮いていれば「雲」と呼びます。山登りをしているときに、下から見ると雲に見える場所も、実際にその中に入ると「きり」にかこまれているように感じるのは、このためなんですよ。
テストでの問われ方・理解度チェック
記事の内容に誤りがありますか?
⚠️ 修正を提案する