精子

精子

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 男性の精巣で作られる、子孫を残すための生殖細胞(雄性配偶子)のこと。
  • 大きさは約0.06mmと非常に小さく、べん毛と呼ばれるしっぽのような構造を動かして自力で移動する能力を持つ。
  • 一度の射精で約3億個が放出され、卵子受精することで新しい生命の出発点となる受精卵を形成する。
精子生殖細胞受精精巣

解説

精子は、男性の生殖器官である精巣内の精細管で形成されます。構造は「頭部」「中片」「尾部(べん毛)」の3つの部位に分かれており、頭部には父親の遺伝情報を保持する核が存在します。中片部にはミトコンドリアが集まっており、ここで生成されたエネルギーを利用して尾部を動かし、液体中を遊泳して卵子を目指します。

一度に放出される精子の数は約3億個と膨大ですが、これは卵子に到達するまでの道のりが非常に険しいためです。女性の体内という過酷な環境を突破し、最終的に卵管で1個の卵子と出会い、その核が融合することで受精が完了します。受精卵はその後、細胞分裂を繰り返しながら約1週間かけて卵管を移動し、子宮内膜に入り込む「着床」によって妊娠が成立します。

コラム

動物の生殖には、精子と卵が合体する「有性生殖」と、それらが関わらない「無性生殖」があります。有性生殖を行う動物のうち、魚類などは水中に放出して受精させる「体外受精」を行いますが、ヒトを含む哺乳類などは体内で受精させる「体内受精」を行います。また、精子は熱に弱いため、精巣は体温よりわずかに低い温度に保たれるような体の仕組みになっています。

小学生のみなさんへ

精子せいしは、赤ちゃんをつくるために必要な、男の人の体の中にある特別な細胞さいぼうです。男の人の「精巣せいそう」という場所で作られます。

大きさは約0.06ミリメートルで、目では見えないほどとても小さいです。長いしっぽのようなものを持っていて、それを動かして水の中を泳ぐことができます。お母さんの体の中に入ると、一生懸命泳いで「卵子らんし」という女の人の細胞さいぼうを探しに行きます。

一度に3億個くらいのたくさんの精子が泳ぎ出しますが、卵子らんしと合体できるのは、たった1つだけです。精子と卵子らんしがぴたっとくっつくことを「受精じゅせい」と言い、これが新しい命のスタートになります。

ルラスタコラム

精子はとても小さくて、1秒間に自分の体の長さと同じくらいのきょりを泳ぐことができます。人間にたとえると、オリンピックの水泳選手と同じくらいのスピードで泳いでいることになるんですよ!

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