地下茎

一般小学生

まとめ

【定義】
植物の茎が地中で変形し、養分の貯蔵や繁殖の役割を担うようになった器官の総称。

栄養生殖貯蔵器官

まとめ

地下茎は、地中にあるが形態学的には「茎」の構造(節や芽)を持つ組織である。ジャガイモやハスなどが代表的で、養分を蓄えるだけでなく、栄養生殖によって個体を増やす機能も持つ。

解説

地下茎は、地上の茎と同様に節、芽、および鱗片葉(退化した葉)を持つため、解剖学的に根とは明確に区別される。その形態や機能によって、ジャガイモに見られる「塊茎(かいけい)」、ショウガやハス(レンコン)に見られる「根茎(こんけい)」、タマネギやチューリップに見られる「鱗茎(りんけい)」、サトイモやコンニャクイモに見られる「球茎(きゅうけい)」などに細分化される。これらの組織は光合成で作られたデンプンなどの養分を大量に蓄積しており、植物が休眠期を越したり、次の成長期に急速に芽を出したりするためのエネルギー源となる。また、地下茎の一部から新しい個体が生じる無性生殖の一種である「栄養生殖」は、農業における増殖手段としても広く利用されている。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する