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メタノール

メタノール

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

メタノール
炭素原子1つにヒドロキシ基が結合した、最も単純な構造を持つ一価アルコール

解説

メタノールは化学式CH3OHで表される、無色透明で揮発性の高い液体です。かつては木材蒸し焼き(乾留)にして得ていたことから「木精(もくせい)」とも呼ばれます。工業的には一酸化炭素水素を反応させて合成され、溶剤や燃料、化学製品の原料として幅広く利用されています。最大の特徴は極めて強い毒性を持つ点です。体内で代謝されると、有害なホルムアルデヒドやギ酸が生成され、中枢神経への障害や失明、さらには死に至る危険性があります。

燃焼時には淡青色の炎を上げて完全燃焼しやすく、二酸化炭素と水に分解されます。エタノールと比較して炭素の含有率が低いため、燃焼時にすすが出にくいという性質があります。以下に、混同されやすいエタノールとの主な違いをまとめます。

項目 メタノール エタノール
化学式 CH3OH C2H5OH
毒性 極めて強い(失明の恐れ) 比較的低い(飲用・消毒用)
主な用途 燃料・工業用原料 お酒・消毒液・燃料
コラム

理科の実験で用いるアルコールランプの燃料には、主にメタノールが使用されています。炎が透明に近く、明るい場所では燃焼しているかどうかが判別しにくいため、消火の際は必ず蓋を被せて確実に火が消えたことを確認しなければなりません。また、関連する実験知識として、ガスバーナーの炎は空気調節ネジで空気の量を増やすと青色になり、不足すると不完全燃焼を起こして黄色くなります。燃料となるメタンプロパンは常温で気体ですが、メタノールは液体であるという物理的状態の違いも試験では重要です。

小学生のみなさんへ

メタノールは、理科のじっけんでつかう「アルコールランプ」の燃料(もえるための液体)だ。見た目は水のようにすきとおっているけれど、とても強いどくがあるから、ぜったいに飲んだり目に入れたりしてはいけない。火をつけると温度は1700度くらいまであがり、ロウソクよりもきれいに燃えるのがとくちょうだ。

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