一般小学生
まとめ
【定義】 オゾン層を破壊する原因となる物質で、対流によって温度が低い北極や南極に集まる性質がある。化学的には炭素、フッ素、塩素などが結合したフルオロカーボンという化合物の総称である。
まとめ
フロンは冷媒や洗浄剤として広く利用されたが、成層圏のオゾン層を破壊し、地球温暖化を促進する性質を持つため、現在は国際的な枠組みで規制されている。
解説
フロンは無色・無臭・不燃性で安定した性質を持つため、かつては「夢の物質」として冷蔵庫の冷媒やスプレーの噴射剤に多用された。しかし、大気中に放出されると対流によって成層圏まで到達し、強い紫外線を受けて分解される際に塩素原子を放出する。この塩素原子が触媒となり、オゾン分子を次々と破壊してオゾンホールを形成する原因となる。特に低温の極地方上空(南極など)に集まりやすい性質がある。現在ではオゾン層を破壊する「特定フロン」は全廃の方向にあり、代替フロンへの移行が進んでいる。しかし代替フロンも強力な温室効果ガスであるため、その回収と処理が環境保護において重要な課題となっている。
小学生のみなさんへ
フロンは、むかし冷蔵庫やエアコンをひやすために使われていたガスです。地球を強い太陽の光から守ってくれている「オゾン層(そう)」というバリアをこわしてしまうため、今は使わないように世界中で約束されています。バリアがこわれると、生き物にとって悪い光が地面までとどいてしまうからです。
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