トビムシ

一般小学生

まとめ

【定義】 節足動物門六脚亜門トビムシ目に属する微小な動物の総称。森林の落ち葉の下や土壌中に生息し、有機物を細分化して微生物による分解を助ける「分解者」としての役割を担う。

まとめ

トビムシは翅(はね)を持たない原始的な六脚類であり、土壌生態系における物質循環の重要な担い手である。落ち葉などの有機物を細断し、微生物が分解しやすい状態に整える。

解説

トビムシは、世界中に広く分布する土壌動物である。その最大の特徴は、腹部にある「跳躍器(ちょうやくき)」と呼ばれる器官を用いて、自身の体長の数十倍もの距離を跳躍できる点にある。翅を持たないため、かつては昆虫綱に含まれていたが、現在は六脚亜門の中の独立したトビムシ目として分類されることが多い。食性は多様だが、主に枯死した植物組織(落ち葉)や菌類、細菌などを摂取する。彼らが有機物を摂取・排出することで、土壌中の微生物活性が向上し、結果として炭素や窒素の循環が加速される。森林の健全な生態系を維持する上で、欠かすことのできない存在である。

小学生のみなさんへ

トビムシは、土の中に住んでいるとても小さな虫です。大きさは1ミリから3ミリくらいで、目で見つけるのは大変ですが、森の土の中にはたくさんいます。落ち葉を食べて細かくすることで、土を豊かにする「森のおそうじ屋さん」のような役割をしています。お腹にバネのようなものがあって、それでピョンと高く飛ぶことができるので「トビムシ」という名前がつきました。

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