ウシガエル

ウシガエル

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

ウシガエル
北米原産のアカガエル科に属する大型の両生類で、日本の生態系に重大な影響を及ぼす特定外来生物

解説

ウシガエルは、体長が10cmから20cmにも達する日本最大級のカエルです。1918年に食用としてアメリカ合衆国から導入されましたが、その後野生化し、現在は日本全国の池や沼に広く分布しています。非常に貪欲な食性を持っており、昆虫や魚類だけでなく、他のカエルや小型の鳥類、ネズミまでも捕食するため、在来の生態系を破壊する要因となっています。

このような背景から、外来生物法に基づき「特定外来生物」に指定されています。許可なく飼育したり、生きたまま移動させたり、野外に放したりすることは法律で厳しく禁止されており、違反した場合には罰則が科せられることもあります。

コラム

ウシガエルの名前は、繁殖期にオスが「ブオー、ブオー」と牛のような低い声で鳴くことに由来しています。また、ウシガエルの餌として同時に日本に持ち込まれたのがアメリカザリガニです。現在、この2種は日本の水辺における代表的な外来種として知られています。かつては「食用蛙(しょくようがえる)」として輸出もされていましたが、現在日本国内で食用として流通することはほとんどありません。

小学生のみなさんへ

ウシガエルは、アメリカからやってきたとても大きなカエルです。体長は20センチくらいになることもあり、日本にいるカエルの中では最大級の大きさです。名前の通り、牛のような「ブオー、ブオー」という低い声で鳴くのがとくちょうです。

ウシガエルはとても食いしん坊で、虫だけでなく、魚やほかのカエル、ときには小さな鳥まで食べてしまいます。そのため、もともと日本にいた生き物たちが減ってしまう原因になっており、国から「特定外来生物とくていがいらいせいぶつ」という、かってに飼ったり逃がしたりしてはいけない生き物に指定されています。

ルラスタコラム

実は、みんながよく知っているアメリカザリガニは、もともとウシガエルの「エサ」として日本に連れてこられたものなんだよ。今ではどちらも日本の池や川でたくさん見かけるようになったけれど、もとは同じ目的でやってきた仲間なんだね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 ウシガエルは現在、日本の法律(外来生物法)でどのような区分に指定されていますか。
特定外来生物
【応用】 ウシガエルが日本の在来種にとって脅威となっている主な理由は何ですか。
非常に貪欲な食性を持ち、昆虫や魚類だけでなく、他のカエルや小型の脊椎動物まで幅広く捕食して生態系を破壊するため。
【実践】 ウシガエルが日本に導入された当初の目的と、その際に餌として一緒に持ち込まれた生き物の名前を答えなさい。
目的は食用(食用蛙)として利用するためで、餌として持ち込まれたのはアメリカザリガニ。

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