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断層型地震

一般小学生

まとめ

断層型地震
陸のプレート内部にある岩盤の割れ目(断層)が、周囲からの圧力によって急激にずれることで発生する地震
  • 震源が地表に近く浅いため、狭い範囲に非常に激しい揺れをもたらす
  • 海溝型地震に比べて発生間隔が非常に長く、数百年から数万年周期とされる
  • 都市の直下で発生した場合、阪神・淡路大震災のように甚大な被害に直結する

解説

地震は発生する場所によって大きく2つのタイプに分けられます。一つはプレートの境界で起こる「海溝型地震」、もう一つがプレートの内部で起こる「断層型地震(内陸型地震)」です。断層型地震は、プレートの運動によって岩盤にひずみが蓄積され、それに耐えきれなくなった岩盤が破壊されてずれることで起こります。このとき、過去に繰り返し動き、将来も動く可能性がある断層を「活断層」と呼びます。

断層型地震と海溝型地震の主な違いは以下の通りです。

項目 断層型地震(内陸型) 海溝型地震(プレート境界型)
発生場所 陸のプレート内部(活断層) プレートの沈み込み帯(海溝)
震源の深さ 浅い(約30km以内) 深いものから浅いものまで様々
発生周期 数百年〜数万年 数十年〜数百年
規模(M) 最大M8程度 M8〜M9クラスの巨大地震も
コラム

断層型地震は、海溝型地震のように広域な津波を引き起こすことは稀です。これは震源が内陸にあるため、海底の地形を大きく変えることが少ないからです。ただし、活断層が海底に伸びている場合や、沿岸部で発生した場合には、局地的な津波が発生することもあります。また、気象庁が発表する地震情報では、震源の場所や深さ、マグニチュードが示されますが、断層型地震は「震源が浅い」という特徴があるため、マグニチュードが小さくても地表の揺れ(震度)が非常に大きくなる傾向があります。

小学生のみなさんへ

地震には、海の底で起きるものと、私たちが住んでいる陸の下で起きるものの2種類があります。「断層型地震(だんそうがたじしん)」は、陸の下にある大きな岩が、まわりからギュッと押されて「パリン」と割れてずれることで起きる地震のことです。

この岩の割れ目のことを「断層だんそう」と呼びます。特に、昔から何度も動いていて、これからも動くかもしれない場所を「活断層かつだんそう」といいます。断層型地震は、私たちのすぐ足もとで起きるため、地震の規模がそれほど大きくなくても、とてもはげしい揺れになるのが特徴です。

海の地震とちがって、めったに起きることはありませんが、起きたときには建物がたおれるなどの大きな被害が出ることがあるので、日ごろからそなえておくことが大切です。

ルラスタコラム

日本には、わかっているだけでも2000以上の「活断層」があるといわれています。自分の住んでいる場所の近くに断層があるかどうか、ハザードマップで調べてみると新しい発見があるかもしれませんよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 断層型地震は、その発生場所から別名で何と呼ばれますか。
内陸型地震
【応用】 断層型地震が、海溝型地震に比べて局地的に大きな被害をもたらしやすいのはなぜですか。震源の深さに触れて説明しなさい。
震源が地表に近い(浅い)場所にあるため、地震の規模がそれほど大きくなくても、地表では局地的に非常に激しい揺れが生じるからです。
【実践】 断層型地震を引き起こす原因となる、過去に繰り返し活動し、将来も活動する可能性がある岩盤の割れ目を何といいますか。
活断層

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