震央

震央

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

震央
地震発生した地下の地点(震源)の、真上に位置する地表の地点

解説

地震が発生した地下の特定の場所を「震源」と呼ぶのに対し、その真上に位置する地表の地点を「震央」と呼びます。地図上で地震の発生場所を示す際には、この震央の緯度経度が用いられます。観測地点から震央までの水平距離を「震央距離」といい、震源の深さや位置を特定するための重要な指標となります。

項目 震源(Hypocenter) 震央(Epicenter)
位置 地下の発生地点 地表の地点
座標要素 緯度・経度・深さ 緯度・経度
役割 断層破壊の開始点 地図上の中心点

一般的に、震央に近いほど地震波が早く到達し、揺れも大きくなる傾向があります。しかし、地盤の硬さや地下構造の違いにより、震央から離れた場所で最大震度を記録する「異常震域」と呼ばれる現象が発生することもあります。

コラム

地震計の記録から、初期微動(P波)が始まった時刻と主要動S波)が始まった時刻の差(初期微動継続時間)を測定することで、震源や震央までの距離を計算することが可能です。例えば、小さな揺れが3秒間続いた場合、その時間をもとに震央距離を推定し、緊急地震速報などのシステムに役立てられています。

地震の規模を表す「マグニチュード」は、震源で放出されたエネルギーの大きさを指します。一方、各地点での揺れの強さを表す「震度」は、震央からの距離や地盤の状態によって変化するため、混同しないよう注意が必要です。

小学生のみなさんへ

地震が発生した地下の場所を「震源(しんげん)」といいますが、その震源の真上にある地面の場所のことを「震央(しんおう)」といいます。ニュースなどで地震が起きた場所として地図にバツ印がつけられるのは、ふつうはこの震央のことです。

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