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華氏(かし)

一般小学生

まとめ

華氏
温度計測する単位の一つで、記号「°F」で表され、水の氷点を32度、沸点を212度と定義する基準体系

解説

華氏(ファーレンハイト度)は、18世紀初頭にドイツの物理学者ガブリエル・ファーレンハイトによって提案された温度目盛りである。摂氏(℃)が水の氷点を0度、沸点を100度とする100等分体系であるのに対し、華氏は氷点を32度、沸点を212度とし、その間を180等分して定義されている。現在でもアメリカ合衆国など一部の国では、日常生活における気温や体温の表記に広く用いられている。

科学的な測定実習においては、温度計最小目盛りの10分の1まで目分量で読み取ることが精度の確保に不可欠である。また、気象観測において1日の平均気温を算出する際、日本では午前9時の観測値を基準の一つとするなど、測定時間や方法には厳格なルールが存在する。華氏を用いる地域においても、こうした観測の基本原則は共通している。

比較項目 摂氏(℃) 華氏(°F)
水の氷点 0度 32度
水の沸点 100度 212度
1度の幅 1/100 1/180
コラム

摂氏から華氏への変換は「(℃) × 1.8 + 32 = (℉)」という公式で行われる。例えば、人間の平熱に近い摂氏37度は、華氏では約98.6度となる。華氏の「華」という字は、ファーレンハイトの中国語表記である「華倫海特」に由来している。また、気象観測では地面からの放射熱の影響を避けるため、地上1.2mから1.5mの高さで測定を行うことが標準とされている。

小学生のみなさんへ

アメリカなどの国で使われている、温度(あつさやさむさ)を表す単位です。日本では「せっし(℃)」を使いますが、アメリカでは「華氏かし(°F)」という別のルールで温度をはかります。

このルールでは、水がこおる温度を32度、わく温度を212度としています。日本で「今日は10度で寒いね」と言うとき、アメリカの温度計では「50度」を指しています。数字がぜんぜんちがうので、おどろかないようにしましょう。

ルラスタコラム

温度計の目盛りを読むときは、一番小さな目盛りの10分の1まで、目で見て「これくらいかな?」と細かく読むのが理科の正しいルールです。これを「目分量」といいます。正確にはかるための大切なコツですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 華氏(°F)において、水が凍る温度(氷点)は何度と定められていますか。
32度
【応用】 摂氏(℃)と華氏(°F)では、水の氷点から沸点までの間をそれぞれ何等分していますか。
摂氏は水の氷点を0度、沸点を100度としてその間を100等分するが、華氏は氷点を32度、沸点を212度としてその間を180等分する
【実践】 摂氏10度を華氏に換算すると何度になりますか。計算式とともに答えなさい。
50度(計算式:10 × 1.8 + 32 = 50)

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