一般小学生
まとめ
- うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラの3つの星を結んでできる大きな三角形。
- 春の夜空における天体観測の重要な指標であり、北斗七星から続く「春の大曲線」と併せて利用される。
- 構成する星の明るさや色の違いから、恒星の物理的特性(表面温度など)を理解する基礎となる。
解説
春の大三角を構成する星のうち、アークトゥルスとスピカは全天でも有数の明るさを誇る1等星です。一方、しし座の尾に位置するデネボラは2等星であり、他の2星に比べるとやや控えめな輝きを放っています。これら3つの星を結ぶと、正三角形に近い形が夜空に浮かび上がります。
恒星の色は、その表面温度を反映しています。スピカのように白く輝く星は表面温度が非常に高く、アークトゥルスのようにオレンジ色に見える星は、スピカに比べると温度が低いことを示しています。このように、星の色を観察することで、その星がどのような物理的状態にあるのかを推測することが可能です。
小学生のみなさんへ
春の夜空を見上げると、とても大きな三角形が見つかります。これが「春の大三角」です。使われている星は、オレンジ色に光る「アークトゥルス」、白く光る「スピカ」、そしてライオンのしっぽにある「デネボラ」の3つです。
見つけ方は、まず「北斗七星」をさがします。その持ち手のカーブをそのままのばしていくと、明るい星にぶつかります。これが春の星をさがす目印になります。
星にはそれぞれ色があり、それは星の温度によって決まっています。白く光るスピカはとても温度が高く、オレンジ色のアークトゥルスはそれよりも少し温度が低い星です。夜空をじっくり見て、色のちがいをさがしてみましょう。
ルラスタコラム
スピカは、その白く美しい輝きから、日本では「真珠星」という名前で呼ばれることもあります。春の夜空に光る真珠をさがしてみてくださいね。
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