一般小学生
まとめ
- 植物の茎が細長い糸状に変化したもので、他の物に巻きつくことで植物体を支える器官。
- キュウリやヘチマなどのつる性植物に見られ、光を求めて上方向へ伸びるために重要な役割を果たす。
- 「茎の変態」の一種であり、本来の茎が環境や生存戦略に合わせて形態を変化させたものである。
解説
茎には本来、植物体を支える「支持」と、水や養分を運ぶ「通路」という2つの大きな役割があります。しかし、植物の中には特定の環境に適応するために、茎の形を大きく変えるものがあり、これを「茎の変態」と呼びます。
「巻きひげ」はその代表例で、キュウリやヘチマ、ブドウなどに見られます。これらは自立して高く伸びることが難しいため、茎の一部を細い糸状に変化させ、周囲の支柱や他の植物に巻きつくことで、より高い場所へ葉を広げ、日光を効率よく浴びることができるよう進化しました。
小学生のみなさんへ
キュウリやヘチマを育てていると、細い糸のようなものがクルクルと棒に巻きついているのを見たことがありませんか?これが「巻きひげ」です。
巻きひげは、もともとは「くき」だった部分が形を変えたものです。自分一人では立っていられない植物が、近くにあるものにつかまって、太陽の光をたくさん浴びるために高いところへ登っていくための道具なのです。
植物のくきには、ほかにもいろいろな形があります。土の中で栄養をたくわえるジャガイモや、新しい株を増やすイチゴのつるなど、植物は生き残るためにくきの形を工夫しているのです。
ルラスタコラム
巻きひげは、何かに触れるとわずか数分で巻きつき始めることがあります。これは植物が「触られた!」という刺激を感じ取って、反対側の細胞を急成長させて曲がっているからなのです。植物の動きはゆっくりに見えますが、実はとてもダイナミックなんですよ。
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