ちっ素肥料

一般小学生

まとめ

【定義】
植物の主要な栄養素(肥料の三要素)の一つで、主に葉や茎の成長を促進し、葉緑素の生成を助ける成分。

まとめ

ちっ素(窒素)は、リン、カリウムと並ぶ肥料の三要素の一つであり、「葉肥(はごえ)」とも呼ばれる。植物の体をつくるタンパク質や葉緑素の成分として重要であり、不足すると生育不良や葉の黄化を引き起こす。

解説

植物が健全に成長するためには、日光、水、空気(二酸化炭素)に加えて、土壌からの養分が必要である。肥料の主要な成分には、ちっ素(N)、リン(P)、カリウム(K)の3種類があり、これらを「肥料の三要素」と呼ぶ。ちっ素は、植物の細胞を構成するタンパク質や核酸、光合成に不可欠な葉緑素(クロロフィル)の材料となる。そのため、ちっ素が十分に供給されると、葉が大きく成長し、色も濃い緑色になる。インゲンマメを用いた実験では、肥料を与えない条件では苗が小さく成長が停滞するのに対し、肥料(特にちっ素を含むもの)を与えた条件では草丈が伸び、葉の数や大きさも増すことが確認されている。一方で、ちっ素が過剰になると、病虫害に弱くなったり、徒長(茎が細長く伸びすぎる現象)の原因になったりすることもあるため、適切なバランスが重要である。

小学生のみなさんへ

ちっ素(ちっそ)は、植物が大きく育つためにとても大切な栄養(えいよう)です。主に、葉っぱを大きくしたり、きれいな緑色にしたりする役割(やくわり)があります。植物を育てるとき、日光や水と同じように、土の中の肥料(ひりょう)も大切です。インゲンマメなどの実験でも、肥料をあげたほうが、あげないときよりも葉っぱが大きく、茎(くき)もしっかりと太く育つことがわかっています。ちっ素は「葉っぱの栄養」とおぼえておきましょう。

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