一般小学生
まとめ
- 海に存在する水のことで、世界平均で約3.4%の塩分を含んでいる。
- 理科の計算においては、溶液を薄める際の濃度計算や、自然界における塩分濃度の変動を理解するための重要な題材である。
- 溶液を希釈しても、溶けている物質(溶質)の質量は変化しないという性質が計算の基本となる。
解説
溶液の濃度を計算する際は、「溶質の質量=溶液の質量×(濃度÷100)」という公式を用います。海水を水で薄める(希釈する)場合、溶媒である水の量は増えますが、溶けている塩分(溶質)の重さは変わりません。
例えば、20%の食塩水100gを5%に薄める計算を考えてみましょう。まず、元の食塩水に含まれる食塩は20gです。この20gが全体の5%になるように水を加えるため、20÷0.05=400gとなり、希釈後の溶液は400g必要です。したがって、加える水の量は300g(400-100)と求められます。また、35%の濃塩酸を水に加えて10%の塩酸を作る場合も、含まれる塩化水素の質量が一定であることを利用して計算を行います。
小学生のみなさんへ
海の水は、なめるとしょっぱいですよね。それは、水の中に塩などのいろいろな物質がとけているからです。海の水には、平均して100グラムの中に3.4グラムくらいの塩分がふくまれています。
理科の勉強では、この海の水のように、何かがとけている液体を水でうすめる計算をすることがあります。ここで一番大切なのは、水をたしてもうすめても、中にとけている塩の重さはぜったいに変わらないということです。
例えば、塩がたくさんとけている濃い塩水を水でうすめても、最初に入れた塩がどこかへ消えてしまうことはありません。この「とけているものの重さは変わらない」というルールをおぼえておくと、むずかしい計算もとけるようになりますよ。
ルラスタコラム
海水の濃度は、場所によって少しずつちがいます。太陽の光で水がどんどん蒸発する場所では、塩分がのこって濃くなります。逆に、雨がたくさんふったり、大きな川から水が流れこんだりする場所では、海の水は少しうすくなるのです。
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