地殻

一般小学生

まとめ

【定義】
地球の最表面を覆う、平均厚さ約35kmの硬い岩石の層。地球の層構造において最も外側に位置し、マントルの上に浮かぶプレートの最上部を構成する。

学習の要点

  • 重要語句:岩石圏(リソスフェア)、マントル対流、海嶺、海溝、大気圏・水圏
  • 用語の意義:地球内部の熱循環による地表の変化と、大気・水による生命維持環境の成立を理解する。

解説

地球は、気体層である大気圏、液体の水が集まる水圏、そして固体の岩石からなる岩石圏の3つの領域で構成されている。地球内部は中心に向かって地殻、マントル、外核、内核という層構造を成しており、地殻はそのもっとも外側に位置する固体層である。

地殻の下に位置するマントルは、熱によって極めて緩やかに対流している。このマントル対流の影響を受け、地殻を含む岩石圏の断片である「プレート」が移動する。この一連の動きをプレートテクトニクスと呼ぶ。具体的には、海底にある「海嶺」で新しい地殻が生成され、移動した先の「海溝」においてマントル内部へと沈み込み消滅するという循環構造を持っている。

また、地球表面の大気や水は、太陽放射エネルギーを適切に分散・保持することで地球全体の温度を調節している。これにより、生命が生存し続けられる安定した環境が維持されている。

補足
地殻には、花崗岩質岩石を主とする厚い「大陸地殻」と、玄武岩質岩石からなる薄く高密度の「海洋地殻」の2種類が存在する。地殻とマントルの境界は「モホロビチッチ不連続面」と呼ばれる。

小学生のみなさんへ

「地殻(ちかく)」とは、地球の一番外側にある、岩でできた固い殻(から)のことです。地球を大きなゆでたまごにたとえると、地殻はちょうど「から」の部分にあたります。厚さは、平均で35キロメートルほどあります。

地球の表面は、何枚かの大きな岩の板(プレート)に分かれています。地殻の下にある「マントル」という熱い部分がゆっくり動いているため、その上にある地殻も少しずつ動いています。海の底にある「海嶺(かいれい)」という場所で新しい地面が生まれ、長い時間をかけて「海溝(かいこう)」という深い溝(みぞ)で地球の中に沈んでいきます。

また、地球のまわりにある空気や水は、地球が熱くなりすぎたり冷たくなりすぎたりしないように調節する、大切な役目を持っています。このおかげで、わたしたち生き物は地球で安全に暮らすことができるのです。

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