まとめ
- 地殻とマントルの最上部(リソスフェア)が一体となった、厚さ数十kmから200km程度の巨大な岩石の板。
- 地球の表面は十数枚のプレートで構成されており、下層にあるマントルの対流によって年間数cm程度の速度で水平方向に移動している。
- プレートの境界では、地震、火山活動、造山運動などの大規模な地学現象が引き起こされる。
解説
地球の内部は、中心から核、マントル、地殻という層構造を成しています。プレートはこのうち最も外側にある硬い岩石の層であり、その下にある高温で流動性を持つマントルの対流に乗って移動しています。このプレートの運動と、それによって生じる地学現象を説明する理論を「プレートテクトニクス」と呼びます。
プレートには、新しい岩盤が生成される「海嶺(かいれい)」と、プレートが他のプレートの下へ沈み込んでいく「海溝(かいこう)」があります。海溝付近ではプレートの沈み込みによってひずみが蓄積され、それが限界に達して急激に跳ね上がることで巨大な地震が発生します。2011年の東日本大震災も、このようなプレート境界でのひずみの解放が原因でした。
また、プレートが沈み込む際には水分なども一緒に地下深くへ運ばれ、それが周囲の岩石の融点を下げてマグマを形成します。これが上昇して地表に噴出することで、プレートの境界(海溝)とほぼ並行に火山帯が形成されるのです。
地球の表面は、何枚もの巨大な岩の板で包まれています。この岩の板のことを「プレート」と呼びます。プレートは、地球の深いところにある熱い岩石(マントル)のゆっくりとした流れに乗って、1年に数センチメートルという、人間のつめがのびるくらいの速さで動いています。
地球の表面には10枚以上のプレートがありますが、日本は世界でもめずらしく、4つのプレートが重なり合う場所にあります。プレートどうしが押し合ったり、一方がもう一方の下へ沈みこんだりするときに大きな力がたまります。その力がたまりきって、岩が急にはね上がったり、ずれたりすることで「地震」が発生します。
また、プレートが沈みこむときに地下深くで岩石がとけて「マグマ」ができ、それが地上にふき出すことで「火山」が作られます。日本に地震や火山が多いのは、このプレートの動きがとても活発な場所にあるからなのです。
プレートが動く速さは、だいたい1年に数センチメートルです。これは、私たちがふだん意識できないほどゆっくりですが、何百万年、何千万年という長い時間がたつと、大陸の形を大きく変えたり、高い山脈を作ったりするほどの巨大な力になるんですよ。
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