学習目安 | 小: B | 中: B | 高: C

中間点

一般小学生

まとめ

  • アナログ時計の短針と文字盤の12時の位置のちょうど真ん中を指す方向のこと。
  • 太陽の動きと時計の針の回転速度の差を利用して、方位(南)を特定するための基準点となる。
  • コンパスがない状況で、太陽の位置からおおよその方角を割り出す際に用いられる。

解説

アナログ時計を用いて方位を測定する手法は、太陽が24時間で360度移動するのに対し、時計の短針は12時間で360度(1日で720度)回転するという性質に基づいています。つまり、時計の針は太陽の2倍の速さで動いていることになります。

具体的な手順としては、まず時計を水平に保ち、短針を太陽の方向に向ける。このとき、短針が指す位置と文字盤の「12」を結ぶ扇形の角度を二等分する方向、すなわち「中間点」がほぼ真南を指します。例えば午後3時の場合、短針は「3」を指しているため、12時と3時の中間である「1時30分」の方向が南となります。午前中の場合は、12時から短針までの角度を逆方向に遡った中間点を確認します。

コラム

この測定法は北半球の中緯度地域で有効な知恵です。南半球で同様の測定を行う場合は、文字盤の「12」を太陽に向け、12時と短針の中間点が「北」を指すことになります。

注意点として、この方法はあくまで目安であり、厳密な方位を示すものではありません。地球の公転軌道の影響(均時差)や、観測地点の経度標準時とのずれによって、最大で20度程度の誤差が生じることがあります。また、サマータイム実施期間中や地域では、基準とする数字を「12」から「1」にずらして計算する必要があります。

小学生のみなさんへ

アナログ時計(針がある時計)を使って、方位磁石じしゃくがなくても方角を知る方法があります。そのときに使うのが、針と数字の「真ん中」の方向です。

やり方はとても簡単です。まず、時計を地面と水平に持って、短い針を太陽の方に向けてみましょう。その短い針と、時計の「12」の数字のちょうど真ん中の方向が「南」になります。

例えば、午後3時の場合を考えてみましょう。短い針は「3」のところにありますね。この「3」と「12」の真ん中、つまり「1時30分」の方向が南ということになります。このように、太陽の位置と時計の針を比べることで、いつでも方角を調べることができるのです。

ルラスタコラム

どうして「真ん中」が南になるのでしょうか。それは、太陽が空を動くスピードと、時計の針が動くスピードが違うからです。太陽は1日で空を1周しますが、時計の短い針は1日で2周します。時計の方が2倍速く動いているので、そのズレを直すために角度を半分にして「真ん中」を見るというわけです。

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