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胚軸

胚軸

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

植物の種子は、将来植物体になる「胚」、養分蓄える胚乳」や「子葉」、それらを保護する「種皮」から構成されています。胚軸はこの胚の中に含まれる部位であり、発芽のスイッチが入ると急速に細胞分裂と伸長を開始します。

種子は養分を蓄える場所によって、胚乳が発達した「有胚乳種子」(カキ、トウモロコシ、イネなど)と、胚乳が退化して子葉に養分を蓄える「無胚乳種子」(インゲンマメ、ダイコンなど)に分類されますが、胚軸はいずれのタイプにも共通して存在する胚の主要な構成要素です。発芽には水、適切な温度酸素の3要素が不可欠であり、これらが揃うことで胚軸の代謝活動が活性化されます。

コラム

胚軸を起点とした植物の体のつくりには、幾何学的な規則性が存在します。例えばダイコンの主根において、そこから生える側根は互いに180度の向き(対面)に配置されますが、この側根の列は子葉の展開する方向に対して90度の角度をなすように設計されています。このように、胚軸は単なる茎への移行組織であるだけでなく、植物全体の器官配置を決定する基準としての役割も担っています。

小学生のみなさんへ

植物の種の中には、これから大きくなって植物の体になる「はい」という大切な部分が入っています。その中で、芽が出たあとに「茎(くき)」になる部分のことを「胚軸」と呼びます。

胚軸は、芽生えのときに葉っぱ(子葉)と根っこの間にある部分です。種が芽を出すとき、この胚軸がぐんぐんのびることで、葉っぱを地面の上に押し上げます。植物が空に向かってのびていくための、最初の力強いステップをささえる場所なのです。

ダイコンなどの植物をよく観察すると、太い根っこから生える細い根(側根そっこん)の向きと、最初に開く葉っぱの向きには、決まったルールがあることがわかっています。植物の体は、とても規則正しく作られているのですね。

ルラスタコラム

ダイコンの表面をよく見ると、小さなくぼみが縦に並んでいるのがわかります。そこから細い根っこが生えるのですが、実はその並ぶ向きは、種の中にあったときの葉っぱの向きに対して、ちょうど90度の角度になるように決まっているんですよ。

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