一般小学生
まとめ
- 化学式 Ca(OH)₂ で表される白色の粉末で、一般に「消石灰(しょうせっかい)」と呼ばれます。
- 実験室でアンモニアを発生させる際の原料として、塩化アンモニウムと混合して加熱する反応に用いられます。
- 水溶液は強いアルカリ性を示し、その飽和水溶液は「石灰水」として二酸化炭素の検出に利用されます。
解説
水酸化カルシウムは、生石灰(酸化カルシウム)に水を加えることで得られる物質です。実験室では、塩化アンモニウムと水酸化カルシウムを混ぜて加熱することでアンモニアを発生させます。この際、アンモニアは水に非常に溶けやすく空気よりも軽いため、上方置換法で集めるという気体の性質を理解することが重要です。
また、一般的な固体物質は温度が上がると水に溶ける量(溶解度)が増えますが、水酸化カルシウムは温度が上がるほど溶ける量が少なくなるという非常に珍しい性質を持っています。このため、溶解度曲線の学習において例外的な事例として頻繁に取り上げられます。
小学生のみなさんへ
水酸化カルシウムは、別名を「消石灰」という白い粉です。理科の実験でよく使われる「石灰水」は、この粉を水に溶かしたものです。
一番有名な性質は、二酸化炭素と反応して白くにごることです。ストローで石灰水に息を吹きこむと白くなるのは、私たちの息の中に二酸化炭素が含まれているからです。
ふつう、砂糖や塩などは水の温度が高いほどたくさん溶けますが、この粉はぎゃくに、水の温度が高いほど溶ける量が少なくなるという、とてもめずらしい特徴を持っています。
ルラスタコラム
昔は学校のグラウンドに引く白い線の粉として使われていました。でも、目に入るとあぶないので、今は別の安全な粉(炭酸カルシウム)に変わっています。また、畑の土が酸性になりすぎたときに、中和して植物が育ちやすくするためにも使われているんですよ。
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