ボタンウキクサ

一般小学生

まとめ

【定義】 サトイモ科に属する多年生の水生植物で、水面に浮かんで生育する。非常に強い繁殖力を持ち、水面を隙間なく覆い尽くすことで水中への日光を遮断し、生態系や水質に悪影響を及ぼす恐れがある。

ボタンウキクサ特定外来生物水生植物

まとめ

ボタンウキクサは熱帯原産の浮遊性植物であり、爆発的な繁殖力によって水域の生態系を破壊する懸念があるため、日本国内では特定外来生物に指定され厳重に管理されている。

解説

ボタンウキクサ(学名:Pistia stratiotes)は、別名「ウォーターレタス」とも呼ばれる水生植物である。葉はロゼット状に広がり、その形状が牡丹の花に似ていることから名付けられた。日本では観賞用として持ち込まれたが、野生化した個体が温暖な地域を中心に分布を広げている。本種が水面を完全に被覆すると、水中の光合成が阻害され溶存酸素が減少するため、在来の水生生物が死滅する原因となる。このため、2006年より外来生物法に基づき、輸入、飼育、譲渡、野外への放出が原則禁止されている。駆除には多大なコストがかかるため、持ち込まない・広げない対策が重要視されている。

小学生のみなさんへ

ボタンウキクサは、池や川にうかんで育つ植物です。見た目がボタンの花ににているので、この名前がつきました。ふえる力がとても強く、水面をびっしりとうめてしまいます。そうなると、水の中に太陽の光がとどかなくなり、ほかの植物や魚が元気をなくしてしまいます。日本では、自然を守るために「特定外来生物(とくていがいらいせいぶつ)」に決められていて、かってに育てたり、別の場所に捨てたりすることは禁止されています。

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