一般小学生
まとめ
解説
地球の内部にあるマントルは、岩石から成る「固体」ですが、地下深部の高温高圧な環境下では、非常に高い粘性を持つ流体のように振る舞い、1年間に数センチメートルという極めて遅い速度で流動しています。この現象は、核に近い深部の熱い物質が密度を下げて上昇し、地表近くで冷やされた物質が密度を増して沈み込む熱対流です。
かつてはマントル上部のみの対流と考えられていた「プレートテクトニクス」の視点が中心でしたが、現在ではマントル全体が大きく動く「全マントル対流」や、巨大な熱の柱が関与する「プルームテクトニクス」の視点からも研究が進んでいます。この対流の上端に乗る形でプレートが移動し、大陸移動や造山運動、地震・火山活動などが引き起こされます。
| 比較項目 | プレートテクトニクス | プルームテクトニクス |
|---|---|---|
| 主な動き | プレートの水平な移動 | マントル全体の垂直な動き |
| 原動力 | マントル上部の対流 | 巨大な熱の柱(プルーム) |
| 対象範囲 | 地表から深さ約700kmまで | 地表から核の境界(約2900km)まで |
小学生のみなさんへ
地球の地面の下には、「マントル」というとてもあつい岩石の層があります。このマントルは、かたい岩石でできていますが、長い時間をかけると、まるでゆっくり流れるハチミツのように動くことができます。
地球の深いところであたためられたマントルは上の方へあがっていき、表面で冷やされるとまた下の方へしずんでいきます。この動きを「マントルの対流」といいます。この動きが、わたしたちが住んでいる地面(プレート)を動かし、地震を起こしたり、火山を作ったりする原因になっているのです。
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