一般小学生
まとめ
解説
地震計の基本的な原理は、ニュートンの運動の第1法則である「慣性の法則」に基づいています。地震が発生すると、地面に固定された地震計の台座や記録紙は地面と共に激しく揺れます。しかし、バネや紐で吊るされた重量のある「おもり」は、その場に留まろうとする慣性が働くため、空間に対して静止した状態を保ちます。この「揺れる台座」と「静止するおもり」の相対的な位置の変化をペンや電気信号で記録することで、地震の波形(地震記象)が得られます。
地震の揺れは上下・東西・南北の3次元的な動きであるため、正確な観測にはこれら3成分を独立して測定できる地震計を組み合わせて使用します。現代では、おもりの動きを電磁誘導によって電圧の変化として取り出す「電磁式地震計」が主流となっており、微小な振動から巨大地震までを広帯域で捉えることが可能です。
| 比較項目 | P波(初期微動) | S波(主要動) |
|---|---|---|
| 伝わる速度 | 速い(5〜7km/s) | 遅い(3〜4km/s) |
| 揺れの大きさ | 小さい | 大きい |
| 揺れの方向 | 進行方向と同じ(縦波) | 進行方向に垂直(横波) |
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