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淡水

淡水

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 川の水や雨水のように、塩分をほとんど含まない水のこと。
  • 理科の計算問題では、溶液を薄めるための「溶媒」として扱われる。
  • 自然界では、蒸発河川の流入によって海水塩分濃度を変化させる要因となる。

解説

淡水は、食塩水塩酸などの溶液を希釈(薄める)する際に欠かせない存在です。溶液に淡水を加えても、もともと溶けていた物質(溶質)の質量は変化しません。この「溶質の質量保存」という性質を利用することで、濃度計算を行うことができます。

例えば、20%の食塩水100gを5%に薄める場合、溶けている食塩は20gで一定です。希釈後の全体量は「20g ÷ 0.05 = 400g」となるため、加えるべき淡水の量は300gと導き出せます。また、125cm3の水に35%の濃塩酸を加えて10%の塩酸を作るような、体積密度が関わる計算においても、溶質の質量が変わらないという原則は共通しています。

コラム

地球上の水の約97%は海水であり、淡水はわずか3%ほどしかありません。その大部分も南極北極の氷として存在しているため、私たちが利用できる淡水は非常に貴重な資源です。

自然界において、海水の塩分濃度は一定ではありません。太陽光による水面の蒸発(水分が減り濃度が上がる)や、陸地からの河川水の流入(水分が増え濃度が下がる)といった淡水の出入りによって、その濃度は常に変動しています。これは地球規模の水循環を理解する上で重要な要素です。

小学生のみなさんへ

川や池、雨の水のように、しょっぱくない水のことを「淡水たんすい」といいます。海の水には塩がたくさん入っていますが、淡水には塩がほとんど入っていません。

理科の実験で、食塩水を水でうすめることがありますね。このとき、水をいくら足しても、もともと入っていた食塩の重さは変わりません。この決まりを知っていると、どれくらい水を足せばいいかを計算で求めることができます。

また、海の水が場所によって少しだけしょっぱさが違うのは、太陽で水が蒸発じょうはつしたり、川からたくさんの淡水が流れこんだりして、水の量がかわるからです。

ルラスタコラム

地球にある水のほとんどは海の水です。私たちが飲み水として使える淡水は、地球全体の水のわずか0.01パーセントくらいしかありません。水はとても大切な宝物なのです。

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