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脱皮

一般小学生

まとめ

脱皮
節足動物爬虫類などが、成長に伴って古くなった外皮を脱ぎ捨てる現象

解説

昆虫や甲殻類などの節足動物は、体の表面がクチクラ層からなる硬い外骨格で覆われています。この外骨格は成長に合わせて伸びることができないため、内部の体が大きくなると、古くなった外皮を脱ぎ捨てる必要があります。これが脱皮の基本的な仕組みです。

脱皮の直前には、古い皮の内側に新しい皮が形成されます。古い皮を脱いだ直後の新しい体壁は非常に柔らかく、この時期に水分や空気を急速に吸い込んで体を膨らませることで、体が大きくなります。その後、新しい皮が硬化することで成長が完了します。昆虫の場合、脱皮は成長だけでなく、形態を大きく変える「変態」の過程でも重要な役割を果たします。

項目 完全変態 不完全変態
成長段階 卵→幼虫→蛹→成虫 卵→幼虫→成虫
脱皮の回数 蛹化・羽化の際にも行う 幼虫期に数回行い成虫になる
特徴 幼虫と成虫で姿が大きく異なる 幼虫と成虫で姿が似ている
コラム

ヘビなどの爬虫類も脱皮を行いますが、これは節足動物の外骨格とは異なり、古くなった表皮を更新し、成長を促すために行われます。また、脱皮直後の生物は体が柔らかく、外敵に襲われやすい非常に無防備な状態です。そのため、多くの生物は物陰に隠れて脱皮を行います。ザリガニなどの甲殻類では、脱皮した後の古い殻を食べてカルシウムを補給する行動も見られます。

小学生のみなさんへ

昆虫(こんちゅう)やヘビなどが大きくなるときに、せまくなった古い皮をぬぎ捨てることを「だっぴ」というよ。体の外がわが固い殻(から)でおおわれている生き物は、そのままでは大きくなれないから、皮をぬいで新しい体を作るんだ。だっぴをしたばかりの体はやわらかくて弱いから、敵に見つからないようにかくれることが多いよ。

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