【定義】
物体の温度が上昇した際に、構成粒子の熱運動が激しくなることで、その体積が増大する現象。
まとめ
液体の
熱膨張を利用した
計測機器が
温度計であり、正確な測定には
最小目盛りの10分の1まで読み取る技術や、測定環境(地上高など)による差異の理解が重要である。
解説
温度計、特にアルコール温度計は、液体の熱膨張と収縮の原理を応用したものである。温度が上昇すると球部内の液体の体積が増し、細管内を上昇する。目盛りの読み取りにおいては、液面の凹んだ底の部分(メニスカス)を真横から視認し、最小目盛りの10分の1まで目分量で測定することが求められる。また、地表付近の気温変化については、太陽放射により加熱された地面の熱が空気に伝わるため、地面に近いほど温度が高く、1.2mから1.5m程度の高さで値が安定する特性を持つ。このため、標準的な気象観測ではこの安定した高さでの測定が基本となる。