まとめ
一定の
圧力下において、
気体の体積は温度の上昇に
比例して増加する。この増加
割合は
気体の種類によらず一定であり、0℃のときの体積を基準として1℃上昇するごとに273分の1ずつ
膨張する。
解説
この性質は、フランスの物理学者ジャック・シャルルによって発見された「シャルルの法則」の基礎となるものである。気体分子は温度が上がると熱運動が激しくなり、より広い空間を占めようとするため、体積が増加する。この法則において、体積が理論上ゼロになる温度(摂氏マイナス273.15度)を絶対零度とし、それを基準とした絶対温度(単位:ケルビン)を用いることで、「気体の体積は絶対温度に比例する」と簡潔に表現することができる。理想気体においては、この規則性が厳密に成立すると定義されている。