まとめ
- 花火の破裂や火薬の燃焼などによって気体が急激に膨張し、周囲の空気に強い圧力がかかることで発生する衝撃的な音。
- 光と音の伝わる速さの違いにより、発生源から離れているほど視覚情報と聴覚情報の到達に時間差が生じる現象。
- 音の速さは秒速約340mであり、光が見えてから音が届くまでの時間を測定することで、音源までの距離を推定できる。
解説
爆発音が発生する物理的な仕組みは、極めて短い時間内に物質の体積が数千倍以上に膨張する現象に起因します。例えば、打ち上げ花火が上空で開く際、内部の火薬が急激な化学反応を起こして高温・高圧の気体が生成されます。この気体が周囲の空気を猛烈な勢いで圧縮しながら押し出すことで「衝撃波」が生成され、それが人間の鼓膜を強く振動させることで大きな音として認識されます。
また、光の速さが秒速約30万kmという一瞬で伝わる速さであるのに対し、音の速さは秒速約340mと非常に遅いため、爆発地点からの距離が遠くなるほど、光が見えてから音が聞こえるまでのタイムラグが大きくなります。この性質により、花火が「ぱっ」と開く様子が見えてから、しばらくして「ドーン」という音が聞こえてくるという現象が起こります。
光が見えてから音が届くまでの秒数に340を掛けることで、爆発地点までの概算距離を算出することができます。例えば、光ってから3秒後に音が聞こえた場合、340m × 3 = 1020mとなり、約1km離れた場所で爆発が起きたことがわかります。この原理は、雷が光ってから音が鳴るまでの時間から、雷雲までの距離を測る際にも応用されます。
花火が夜空で「ぱっ」と開いたあと、少しおくれて「ドーン!」と大きな音が聞こえてきたことはありませんか?このように、火薬がもえたりして空気が急に膨らむときに生まれる大きな音のことを「爆発音」といいます。
どうして光と音でとどく時間がちがうのでしょうか。それは、光と音の進むスピードがぜんぜんちがうからです。光は一しゅんでとどきますが、音は1秒間に約340メートルという決まった速さで進みます。そのため、花火が上がった場所から遠ければ遠いほど、音がとどくまでに時間がかかるのです。
この「音の速さ」を知っていると、便利なことがあります。花火が光ってから音が聞こえるまでの秒数を数えてみましょう。その数に340をかけると、花火が上がった場所までの、およその距離を計算することができます。
雷がピカッと光ってからゴロゴロと音がするまでの時間をはかれば、雷がどのくらい遠くにいるか分かります。もし光ってすぐに音がしたら、雷がとても近くにいるしょうこなので、すぐに建物の中に入って安全を確保しましょうね。
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