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中央標準時

中央標準時

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 日本全域で共通して用いられる時刻の基準であり、兵庫県明石市を通過する東経135度の子午線上の時刻を採用している。
  • 地球が24時間で360度回転することから、経度15度につき1時間の時差が生じる仕組みを利用して算出される。
  • 世界標準時(UTC)との間には9時間の時差があり、日本の時刻は世界よりも9時間進んだ状態(UTC+9)となっている。

解説

地球は1日で1回転(360度)自転しているため、経度が15度変化するごとに1時間の時差が発生します。日本はこの仕組みに基づき、東経135度の地点を「日本標準時(JST)」の基準として定めています。この基準線は兵庫県明石市などを通っており、日本国内であればどこにいても同じ時刻を共有できるようになっています。

具体的な時差の計算では、基準となる経度の差を15で割ることで時間を求めます。例えば、日本が2日の午前3時のとき、東経105度のタイは日本より経度が30度小さいため、2時間遅れの2日午前1時となります。また、経度0度イギリスは135度の差があるため9時間遅れの1日午後6時(18時)となり、西経150度のハワイは19時間遅れの1日午前8時となります。日付変更線をまたぐ計算には注意が必要です。

さらに、地球そのものが巨大な磁石の性質を持つことも、標準時を学ぶ上で重要な地球科学的背景です。地球の内部には、液体状の金属でできた「外核」が存在し、これが対流・流動することで電磁石のような働きをする「ダイナモ効果」が生まれます。この効果によって地球磁場が形成され、方位磁針が北を指す仕組みが成り立っています。

コラム

日本で標準時が正式に定められたのは1886年(明治19年)のことです。「本初子午線ノ画定及標準時ノ件」という法令が出され、1888年1月1日から現在の東経135度を基準とする時刻が運用され始めました。それ以前は地域ごとにわずかな時刻のズレがありましたが、鉄道の普及などに伴い、全国統一の時刻が必要となった背景があります。

小学生のみなさんへ

日本で使われている「時間」の基準のことを、中央標準時ちゅうおうひょうじゅんじ(日本標準時ひょうじゅんじ)と呼びます。これは、兵庫県ひょうごけん明石市あかししを通る「東経とうけい135度」という場所の時間を、日本全体の時間として決めたものです。

地球は丸く、太陽のまわりを回りながら自分自身もくるくると回っています(自転じてんといいます)。そのため、場所によって太陽がのぼるタイミングが違います。もし、みんながバラバラの時間を使っていたら、電車に乗るときやテレビを見るときに困ってしまいますよね。だから、日本では一つの共通した時間を決めているのです。

また、地球の中にはドロドロに溶けた金属の層(外核がいかく)があり、それが動くことで地球全体が大きな磁石になっています。だから、方位じしんを使うといつでも北を指してくれるのです。時間も磁石の力も、地球が動いていることと深い関係があるのですね。

ルラスタコラム

日本の時間を決める基準がある兵庫県明石市には、大きな時計台がある天文科学館が建てられています。この建物の真ん中を、ちょうど基準となる線(子午線)が通っているんですよ!

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