ニホンカワウソ

ニホンカワウソ

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

ニホンカワウソ
かつて日本全国の河川や海岸に広く生息していたが、毛皮目的の乱獲や生息環境の悪化により絶滅したとされるイタチ科の哺乳類

解説

ニホンカワウソは、かつて日本全国の河川や海岸に広く生息していた食肉目イタチ科の動物です。明治時代から大正時代にかけて、保温性の高い毛皮の輸出や軍事利用を目的とした乱獲が行われ、生息数が大幅に減少しました。

その後、高度経済成長期における大規模な河川改修や農薬による水質汚濁、さらには餌となる魚介類の減少といった環境変化が追い打ちをかけ、生息適地を完全に失いました。1979年に高知県の新荘川で確認されたのを最後に確実な目撃例がなく、2012年に環境省レッドリストにおいて絶滅種に指定されました。

コラム

これは日本の哺乳類としては明治以降初めての絶滅事例とされており、生物多様性の喪失と環境保護の重要性を象徴する存在となっています。現在、日本で見ることができるカワウソの多くは、東南アジアなどに生息するコツメカワウソという別種です。かつての生息地では、今でも目撃情報が寄せられることがありますが、科学的な証拠は見つかっていません。

小学生のみなさんへ

ニホンカワウソは、むかし日本の川にたくさん住んでいた、イタチのなかまの動物です。泳ぎがとてもじょうずで、魚やカニを食べてくらしていました。しかし、きれいな毛皮をねらった人たちにたくさんつかまえられたり、川がよごれて住む場所がなくなったりしたことで、数がどんどんへってしまいました。1979年をさいごにすがたを見せなくなり、2012年に、もう日本にはいない「絶滅(ぜつめつ)」した動物として正式に発表されました。

テストでの問われ方・理解度チェック

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

「生物の多様性と生態系」の関連用語
最近見た用語
履歴をチェックしています…