霧

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

空気中の水蒸気凝結して微小な水滴となり、地表付近の空中に浮遊して水平視程が1km未満となった状態

解説

霧は、空気中の水蒸気が冷やされて飽和状態に達し、凝結して小さな水滴(直径0.01〜0.1mm程度)となることで発生します。本質的には雲と同じ現象ですが、気象学上は地表に接しているものを「霧」、地表から離れているものを「雲」と定義して区別します。発生原因によって、夜間の放射冷却で地面付近の空気が冷える「放射霧」、湿った空気が冷たい海面や地面の上を移動する際に生じる「移流霧」、山の斜面に沿って空気が上昇し断熱冷却されることで生じる「滑昇霧」などに分類されます。

また、気象観測においては視程(水平方向に見通せる距離)によって厳密に名称が使い分けられます。以下の表は、霧と類似した現象の比較です。

名称 視程(見通せる距離) 主な原因物質
霧(きり) 1km未満 微小な水滴
靄(もや) 1km以上 10km未満 微小な水滴
煙霧(えんむ) 10km未満 乾いた微粒子(ちり・煙)
コラム

霧が発生すると視界が悪くなるため、交通機関に大きな影響を及ぼします。特に海上で発生する「海霧(うみぎり)」は規模が大きく、船舶の衝突事故を防ぐために霧笛(むてき)が鳴らされることもあります。また、霧が発生しているときの湿度は通常90%以上と非常に高く、空気中の水滴が光を散乱させるため、太陽の光がぼんやりと白く見えるのが特徴です。

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